NBA史上最高レベル 2016年伝説のダンク対決 ザック・ラビーン vs アーロン・ゴードン

2015年に颯爽と現れ、“スペース・ジャム・ダンク”で一躍人気者となったザック・ラビーン。「まだベストのダンクを見せてはいない」という言葉通り、2016年のダンクコンテストで史上最高のダンクを披露することとなった。

NBA/YouTube

ラビーンは予選1本目からエンジン全開。2015年のコンテストで披露した“スペース・ジャム・ダンク”に似た、超高難度の1人アリウープをかまし、まずはあっさりと50点満点を獲得。続く予選2本目はジョーダンが得意としたフリースローラインからのダンク、“レーンアップ”をアリウープで決めてあっさり49点を獲得。ぶっちぎりの1位で予選を通過し、2年連続で決勝の舞台へ上がるのであった。

決勝の相手はオーランド・マジックのアーロン・ゴードン。前年のビクター・オラディポに続いて、2年連続マジック所属選手との対決となった。そして、この2人の対決はかつてのジョーダンvsドミニクのような、激しい一騎打ちとなる。

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まずはゴードンがマスコットとコラボしてのダンクを披露。すかさず、ラビーンは同じ形のダンクを自分1人で成功させ、両者50点満点を獲得。続く決勝2本目は、ゴードンがマスコットを飛び越えながらボールをお尻の下を通す、とんでもないダンクを決めてまたもや満点を叩き出す。「さすがのラビーンも万事休すか…」と思われたが、レーンアップ・ウインドミルというこれまた有り得ないようなダンクでまたまた満点。お互いに凄まじいダンクを披露した対決は、一歩も譲らず延長戦に突入した。

3本目のダンクはゴードンがチームメイトのエルフリッド・ペイトンのパスから、アリウープ・ウインドミル・バックダンクを豪快に叩き込む。高さ、パワーともに最高クラスのダンクはまたもや50点満点。対してラビーンはわずかな助走から、1人アリウープ・レッグスルー・バックダンクで満点を獲得し、2人の決着は前代未聞の4本目に委ねられた。

ゴードンの4本目はダブルポンプ・バックダンクだった。通常のダブルポンプよりも断然ボールの動きが多く素晴らしいダンクだったのだが、今までの3本と比べて少し見劣りしてしまい47点に終わってしまう。そこで、ディフェンディングチャンピオン、ラビーンはレーンアップ・レッグスルーというベストダンクを決めて50点満点を獲得。こうして、ゴードンが3度、ラビーンは全4本を満点という、NBA史上最高のダンク対決は幕を閉じた。

「あのスラムダンクコンテストが帰ってきた!」と、ポール・ミルサップがツイッターでつぶやくほど、かつての熱気を取り戻した2016年スラムダンクコンテスト。ザック・ラビーン、そしてアーロン・ゴードンの2人だからこそ成し得た、伝説の名勝負であった。

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