スケートボード「ムラサキプロ」青木勇貴斗、初の年間チャンピオンに

11月3日、2019年のAJSAプロツアー最終戦の「ムラサキカップ」が足立区にあるムラサキパーク東京にて開催され、青木勇貴斗が優勝し初の年間王者に輝いた。

この一戦は、日本スケートボード協会が主催する年間を通して行われるプロサーキットであり、協会が発行するプロ資格を得ている者しか出場できない、国内最高峰の戦いとなる。

もちろん現在オリンピック世界ランキング6位の白井空良や10位の青木勇貴斗、そして今年の日本オープンの覇者であり、昨年の年間王者の池田大亮らオリンピックへの出場が期待されているライダーも顔を揃えており、この一戦で2019年の王者が決まるとあって、そう言った意味でもとても大きな注目を集めていた。

案の定彼らが繰り出す次世代トリックの応酬は凄まじく、見るものを夢中にさせてしまうほど熱い戦いが繰り広げられたが、特にトップ3の争いは目を見張るものがあった。それもそのはず、上位3名は4位以下に20点以上の大差をつけているにもかかわらず、わずか3点差の中にひしめいていたからだ。

誰が優勝してもおかしくはなかったが、結果は青木勇貴斗がわずか1点差で山下京之助を交わし、AJSAでは初の優勝を飾ると同時に年間チャンピオンに輝いた。

彼は、直近の世界選手権「STREET LEAGUE」を予選から勝ち上がりファイナルへ進出、6位に入賞を果たすという快挙を演じたばかりだが、その勢いそのままにここでも栄冠を手にした。もうここまで来たら、彼の目指す道は来年のオリンピックの出場とメダル獲得だろう。この一年でグンと成長し、一気に代表の有力候補に名乗り出た彼の今後の動きに期待だ。

1. 青木 勇貴斗 272点
2. 山下 京之助 271点
3. 白井 空良 269点
4. 根附 海龍 248点
5. 山附 明夢 246点
6. 池田 大亮 245点
7. 池田 大暉 240点
8. 渡辺 雄斗 228点
9. 渡辺 星那 226点
10. 佐々木 来夢 212点

この一年で覚醒。優勝した青木勇貴斗のトレフリップ F/S 50-50グラインド

2位は今年オリンピック強化指定選手に選ばれた山下京之助。ハードフリップ

3位の白井空良。彼のシグネチャートリックのアーリウープB/S180 50-50グラインド

4位は前戦の覇者、根附海龍。ヒールフリップ F/S クルックドグラインドという難易度S級トリック

5位はルーキープロの山附明夢によるB/Sリップスライド。プロ戦では初の入賞となった

6位はケガ明けからイマイチ成績が振るわない池田大亮。来年の巻き返しに期待したい

7位は最年少プロの池田大暉。今後の伸びしろも十分な期待のホープ。B/Sビッグスピン

8位はスラッと長い手足の渡辺雄斗。入れた技数は彼がNo.1

トップ3の面々。左から山下京之助、青木勇貴斗、白井空良

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