NBAのスーパースター、コービー・ブライアントの悲劇的な事故が起きてから初めてのロサンゼルス・レイカーズ戦。ハーフタイムにウィズ・カリファとチャーリー・プースが登場し、2015年にリリースされた世界的大ヒット曲「See You Again」を披露した。
この曲は、交通事故で亡くなった映画『ワイルド・スピード』シリーズの人気俳優、ポール・ウォーカーに捧げられた曲。そして『ワイルド・スピード SKY MISSION』のサウンドトラックに使われると、世界中の人々に愛される曲となった。
コービーに捧げる。彼の家族に幸あれ。君のレガシーはずっと語り継がれる。みんな君を愛してるよ、コービー。
曲を歌い終えると、ウィズ・カリファは上を見上げながらコービーにメッセージを送った。
ウィズ・カリファはこの曲についてインタビューで語っている。「間違いなく自分のキャリアでもっとも意味のある作品になったよ。ワイルド・スピードやワーナーの関係者が来て、『コンピレーションソングを歌ってほしい』と依頼があったんだ。だから自分のVerseだけを書いたら、今度は『曲を書いて欲しい』と言われて。それでいろんな要望に応えながら、数カ月かけて完成させたんだ。いざリリースしたら爆発的な人気が出て、確か14週連続1位を獲得したんだ。MVの再生回数も10億再生まで跳ね上がったんだけど、ラッパーでは俺が初めてYouTubeで10億再生超えをしたんだ。何より、いろんな人に勇気を与えたり、心に響く音楽になって嬉しかったよ」
レイカーズのハーフタイムショー出演について質問されると「スーパーボウル・ウィークでマイアミにいたんだけど、コービーへのトリビュートの話が届いて、『なんでもやる』と即答したんだ。チャーリー・プースもちょうどマイアミにいたから、次の日にジェット機に乗って二人でロスへ向かったんだ」と、裏話を披露した。
そして当時の会場の雰囲気を聞かれ「不思議だったよ。なんだかとても静かで。人が大勢いるのに、誰もいないような感覚だった。コービーがプレイをする姿は見たことがなかったけど、何度か会う機会があったんだ。いつも笑顔で、モチベーションが高いナイスガイさ。チャリティーイベントとかでもよく会ったし、普通のパーティーにもたまにいたよ。パフ・ダディの家で一度会ったよ」と答えた。彼にとってハーフタイムで歌った「See You Again」は、今までの舞台とは一味違った特別な時間になったのかもしれない。
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