天才、ずば抜けて強い “KOダイナマイト”内山高志のスゴさとは?

八重樫東のYouTubeチャンネルで、動画「【八重樫東&内山高志】世界チャンピオン同士のガチトーク!理想のボクサーは? 最高の日本人タイトルマッチは?もし畑山隆則VS内山高志が実現したら」が公開され、先輩後輩の間柄でもある両者が対談を実施した。

八重樫東のやえちゃんねる 〜東と書いてアキラです〜/YouTube

動画は19年ぶりになるという両者のスパーリングのあとに行われたもので、2人はまずスパーの内容を振り返る。八重樫は「先輩、けっこう打ってきましたね」と苦笑いで、内山のボディーブローがかなり効いたのか「多分折れてます」とジョークを言いながらも、右のわき腹をさすって「もうやりたくないです」と漏らす。

「理想のボクサーは?」という質問に、内山は4階級制覇王者で「史上最高の身体能力を持つ選手」と言われたロイ・ジョーンズの名前を挙げる。柔らかくて滑らかな動きに憧れていたのがその理由だとか。一方の八重樫は「こういう動きをしたい」と、ユリオルキス・ガンボアを理想の選手だとすると、内山は「俺も好きだった」と同意して「八重樫は確かに、ガンボアっぽい動きあるよね」とコメントすると、八重樫もそれを認め、取り入れていると明かした。

「日本人同士のタイトルマッチで1番好きな試合は?」という質問には、2人とも2000年10月の畑山隆則 対 坂本博之戦と回答。内山は「あれは震えたな」と、同じ階級のベルトを巻いた先輩チャンピオンに最大限のリスペクトを贈ると、八重樫が「先輩、畑山さんと試合をしたらどうですか?」と質問。内山は「よく言われるんだけど……いやあ、分かんないな」と、あまり答えたくはない様子で「憧れていた選手なんで、そういう人に対しては失礼なこと言えない」と、話を終了させていた。

お互いの長所について語り合う場面では、八重樫は本来フットワークのいい選手だったが、足を止めて打ち合う“激闘王”スタイルが観客の心をつかみ、戦い方を変えてきたことを内山は指摘。9ラウンドTKO負けを喫した2019年12月のモルティ・ムザラネとのIBF世界フライ級タイトルマッチについても、後半打ち合ってしまったことから「もったいない」と語ると、八重樫も「そこは悔いが残る」と本音を吐露した。

そんな激闘王スタイルを内山は「あんまり好きじゃない」として「後輩だし、怪我なくスマートに勝つのが一番」「自分の息子だったら絶対嫌ですね」「心配になる」とコメント。しかし「まあ、お前だから別にいいんだけどさ」とオチをつけると、八重樫は「先輩!」とツッコミを入れる。

八重樫は内山のスゴさについて「左の手の使い方の種類があまりにも多彩すぎる」と解説。観察眼や頭脳的な試合運びも巧みさも備えていることから「世界的にずば抜けて強い選手」だと絶賛すると、内山は「まあ、いわゆる天才だな」と先輩らしく胸を張るとスタッフの笑いを誘っていた。

TAGS