片目投球への復讐?サイン盗み疑惑? メジャーリーグで場外バトル勃発

メジャーリーグの世界では、同じカリフォルニア州に本拠地を置くロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスのライバル関係がヒートアップしている。

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4月25日(現地時間)に両チームが対戦した試合で、パドレスのフェルナンド・タティス・Jr.がナ・リーグのサイ・ヤング賞投手、トレバー・バウアーから初回に豪快な先頭打者ホームラン。すると塁を回るタティスJr.がベンチに向かって片目を隠すポーズをとって喜びを表現した。

これはスプリングトレーニングの試合で、バウアーが片目を閉じて投球してきたことに対する報復だった。このパフォーマンスに対しバウアーは「ホームランを打った選手は喜ぶべきさ。メジャーでホームランを打つのは大変なことだよ」と、大人の対応を見せ、一連の騒動は収まったかに思えた。

だが、二人の争いはここからが本番だった。タティスJr.の打席のリプレイ映像を確認すると、投球前にキャッチャーの方向を見下ろし、明らかにサインを覗いているのが分かる。

この疑惑のビデオがTwitterで拡散されると、バウアーが「どんなボールが来るのか知りたかったら、次回はお父さんに直接聞きなさい。お前のことなんかぜんぜん怖くないの分かってるだろ?」と、自身のTwitterで挑発。これに対しタティスJr.は、赤ちゃんの顔をバウアーに入れ替え、自分の腕で抱っこする写真を投稿。「Tranquilo hijo(おぼっちゃん、あっせんなよ)」と新日本プロレスの内藤哲也で知られるあの有名なスペイン語「トランキーロ」を用いた反撃のツイートで、一歩も引かない姿勢を見せた。

ドジャースといえば、8年連続でナショナルリーグのディビジョン・チャンピオンシップを獲得し、昨年のワールドシリーズに優勝した古豪チーム。対するパドレスも、多くの若手有望選手の活躍でチームが躍進。昨オフシーズンも大型トレードで、ダルビッシュ有ら即戦力の投手陣や野手の補強に大成功。両軍が歩んできた道は大きく違うが、まるでア・リーグ東地区のレッドソックスとヤンキースを彷彿とさせるライバル関係が生まれようとしている。

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