阪神・岡田元監督がブチギレ! フロントも現場介入した没収試合騒動

元プロ野球選手で解説者の中西清起が自身のYouTubeチャンネルにおいて、元阪神監督で解説者の岡田彰布と対談し、阪神首脳陣時代のダマシ合いの情報戦ウラ話を暴露した。

中西清起の虎の穴チャンネル/YouTube

2人の回想は2005年9月7日の中日戦(ナゴヤドーム)のあわや没収試合騒動の真相に及んだ。3-1で迎えた最終回、守護神・久保田が無死二、三塁のピンチに谷繁の二ゴロでアレックスが本塁突入。セーフ判定に矢野捕手(現阪神監督)が猛抗議すると岡田監督もベンチから飛び出し審判に詰め寄った。鬼の形相の指揮官は「ベンチに戻れ」とナインを引き揚げさせ球場は騒然となった。

騒動の前に“導火線”に火はついていた。セーフ判定の前にもクビをかしげたくなる判定が連続していたと岡田は説明。度重なる不信感が爆発したのだ。このとき牧田俊洋球団社長の説得で試合は再開されたが、「フロントの背広組がゲーム中にベンチに入ってくるんやから、ありえない」と中西氏はいまだ納得がいかない様子。岡田氏は「社長が入ってきて『頼むからなんとか続けてくれ』と。没収試合になれば放映権料や入場券を全部払い戻さなければならなくて、その額が3億円と聞いて、『こりゃあちょっとマズイな』となった」と、莫大な金額に心が揺らいだことを告白した。

試合再開後、赤星の落球でサヨナラ負けのピンチに。ここで岡田監督がマウンドで久保田にかけた言葉「もう打たれろ! ムチャクチャほったれ(投げたれ)!」が語り草となったが、岡田氏の真意は「思うようにやれ!」ということだったと明かす。叱咤激励された久保田は後続を連続三振で抑え、11回表の中村豊の決勝本塁打につながった。そしてこの年、阪神は2年ぶりのリーグ優勝を決めたのだった。

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