“音楽界のパワーカップル”ビヨンセ&ジェイ・Zを起用 ティファニー『ABOUT LOVE』

Tiffany & Co.（ティファニー）が、ビヨンセとジェイ・Zを起用した新ブランドキャンペーン『ABOUT LOVE』を発表。米音楽界のパワーカップルとして知られるカーター夫妻が二人そろってキャンペーンに起用されたのは今回が初めて。

Tiffany & Co.の新たなクリエイティブディレクションのもと制作された『ABOUT LOVE』は、“現代の愛”を称えるキャンペーン。時を超えた愛の美しさとその多様な側面を表現すると同時に、現代の愛のあり方について新たなビジョンを提示する。

本キャンペーンでは、Tiffany & Co.が所有するジャン=ミシェル・バスキアの作品「Equals Pi」（1982年）を背景に、カーター夫妻のラブストーリーが展開される。ビヨンセが身につけているイエローダイヤモンドは、19世紀に発見されたジェムストーンの中でも最も希少性の高い宝石のひとつ。1877年に南アフリカのキンバリー ダイヤモンド鉱山で発見されたこのダイヤモンドの原石を、その翌年に創業者チャールズ・ルイス・ティファニーが購入したことで、ダイヤモンドの権威としてのブランドの名声が確固たるものとなった。総重量128.54カラット・ファセット数82面の「ティファニー ダイヤモンド」をブランドキャンペーンで着用するのはブランド史上初となる。

なお、今回公開されたビジュアルのほか、映画監督エマニュエル・アジェイによる映像作品も9月に公開予定。本作のテーマソングは、映画『ティファニーで朝食を』（1961年）の主題歌として知られる名曲「ムーン・リバー」をビヨンセがアレンジを加えて歌い、その様子をジェイ・Zがスーパー8カメラで撮影しているという。

ビヨンセとジェイ・Zは、現代のラブストーリーの主役。まさに理想のカップルです。Tiffany & Co.は、愛、強さ、自己表現を象徴するブランドとして愛されてきました。こうした価値観を体現するカップルは、二人以外に考えられませんでした。カーターズをティファニーファミリーの一員として迎えることができて、非常に光栄に思っています。
（アレクサンドル・アルノー／エグゼクティブ ヴァイス プレジデント プロダクツ＆コミュニケーションズ）