服役中にディスされ、釈放後に武装して襲撃 「南部の王」をめぐる争い

2000年代初期、アトランタのラッパー、T.I.は『King Of The South』をリリースし「南部の王」を自ら名乗った。

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他の南部出身のラッパーたちがこれに黙っているわけがなく、ヒューストン出身のリル・フリップは2004年、T.I.が服役中散々ディスを繰り広げたのだった。これを耳にしたT.I.は釈放後、銃で武装し仲間とフリップの地元へ乗りこむ。フリップらを襲撃し、一部始終を撮影、「その時の動画を次のミックステープと同時に公開する」とヒューストンのラジオ番組で宣言したのだった。相当無茶である。

しかしこれを見かねてヒューストンの重鎮、ジェームス・プリンスが仲裁に入り、両者はなんとかビーフを収めた。南部のシーンで影響されなかった者はいない、とまで言われるジェームス・プリンスのおかげで死人が出ることは免れたのである。

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