マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペンとともにシカゴ・ブルズのNBA3連覇の一翼を担ったデニス・ロッドマン。類まれなるディフェンダーとしての才能でバスケの殿堂入りを果たす一方、個性的過ぎるファッションや奔放な私生活、突飛な言動でも注目を浴び、引退してからは“お騒がせセレブ”として世間を賑わしている。
近年は“金欠”なのが明らかになり、現役時代におよそ2,700万ドルの総年俸を稼いでいたにも関わらず、現在の総資産額は推定50万ドル。一時は養育費も払えない状態で、ロッドマン自身も「やばい、金が無い」と語っていた。
では、なぜロッドマンはここまでの経済的苦境に陥ってしまったのか? 実は金融詐欺の被害に遭っていたのだ。
ハーバード大卒でウォール街のやり手という触れ込みのペギー・アン・フルフォードという女性が、ロッドマンを懐柔し口座アクセス権をゲット。ストリップクラブやアルコールに浪費するロッドマンは騙されているとも知らず、10年近くもフルフォードが資産を増やしてくれていると信じ込んでいたそうだ。
そしてフルフォードが代理で購入したフロリダのマンションの電気が通じなくなり、生命保険の支払いが滞っていることに気づくと、ようやく騙されていたことが分かったのだという。お人好しすぎるのか、間抜けなのか……。ロッドマンは2011年のNBA殿堂入りセレモニーのスピーチで、フルフォードに感謝を述べるほど信用しきっていたのだ。
なお法廷でフルフォードは、「ロッドマンの浪費癖が破産を招いた」と毒づいたが、結局は懲役10年の有罪判決を受けた。しかしロッドマンが失った大金の行方は残念ながら分からないままだ。
詐欺被害に加え、飲酒運転や元妻への妨害電話での逮捕など、警察のお世話になる度の保釈金も少なくないだろう。また現役時代も、1996年には審判への頭突きで2万ドル、1998年はNBAファイナル期間中にチームを抜け出し、ハルク・ホーガンとタッグを組んでプロレスに出場し2万ドル、1992年にはシーズン前キャンプに参加せず6万8千ドルなどなど。ロッドマンが支払った罰金も人並み外れていた。
マイケル・ジョーダンに「最も頭が良いプレイヤー」と言わせるほどの頭脳派プレイヤーだったが、私生活でその頭脳を発揮するのは難しいようだ。
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