審判から嫌われてる?笑ったらファウル! NBA史上最もバカな退場劇

NBAでは年々審判の笛が厳しくなっている。「最近のNBAはソフトになった」とOB達から言われるが、不必要な激しい接触等を減らして選手たちの負担を軽減させるためでもある。また、同時に子どもたちへの影響を考え、過度なリアクションや暴言も取り締まっている。

このように審判の力が強まったためか、ときどき不可解な笛が鳴ることがある。先日行われたサクラメント・キングス対ニューオリンズ・ペリカンズ戦では、マービン・バグリー3世が審判に文句を言う代わりにぴょんぴょんと跳びはねたところ、これすらも“抗議”だと思われてテクニカルファウル&退場を宣告された。これにはファウルを吹いてもらった側のザイオン・ウィリアムソンさえも「オーマイ(ゴッド)」と笑ってしまうほどだった。

ESPN/YouTube

そして、NBAにはこんなばかげた退場劇が何度もある。ESPNのNBA専門番組『The Jump』が過去の“The most ridiculous ejections(最もバカげた退場集)”を紹介した。

まずは“テクニカルファウル王”のラシード・ウォレス。なんとベンチから審判を見つめていただけでテクニカルを取られた。そして、次にコートに出てきたと思ったらすぐさま2個目のテクニカルを取られて退場処分。ウエスタン決勝という、大事な一戦で食らった手痛い仕打ちであった。

ビンス・カーターは、試合中に元チームメイトのモリス・ピーターソンにふざけてビンタを食らわせる。これに少しムスッとしたピーターソンが同じことをやり返すと笛の音が。なんと、やり始めたカーターではなく、仕返しをしたピーターソンのみを退場処分に。まるでイタズラ好きの小学生のようなカーターの表情が印象的だ。

そして、最もおかしなレフェリーの笛を受けたのがティム・ダンカンだった。彼は寡黙でまじめな選手で、決してテクニカルファウルの数は多くない。そんな彼が、ベンチでおそらくチームメイトと雑談して大笑いをしているところにテクニカルファウルが宣告された。まるで『絶対に笑ってはいけない』シリーズのような不可解な笛であった。そして、ダンカンはこの件に対し「ジョーイ(この時の審判)は僕に『喧嘩がしたいのか?』と言ってきたんだ。彼はただ僕のことが嫌いなだけさ。」とコメント。さらにNBA側も不適切な笛だったと認め、超ベテラン審判のジョーイ・クロフォードは無期限出場停止を言い渡した。

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