世界がドン引き “ザ・モンスター”井上尚弥のエグさをを知らしめた試合

いよいよ開催される井上尚弥 vs マイケル・ダスマリナス戦。“モンスター”の異名をとる井上の圧倒的強さが、世界中の注目を集める中での米国3戦目だ。これに先立ってプロモーターのトップランクが井上のドキュメント映像『The Monster』を公開した。

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ボクシング関係者たちがこぞって井上の強さと人間性を熱く語る内容なのだが、見ている方も熱くなるような、試合がますます楽しみになる映像になっている。「その男は“モンスター”に成長するべく生まれた」と始まり、過去の試合映像も交えた熱いドキュメンタリーだ。

第二部では勝利の数々を振り返る。中でも、米ボクシング界からの注目と評価を決定的にしたのがファン・カルロス・パヤノ戦だ。わずか1R1分10秒で決着したが、バンタム級の最強王者として知られるパヤノにとっては8年のプロキャリア初のKO負け。

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いかに井上が圧倒的か世界に知らしめる試合となった。この試合で有名ボクシング雑誌リングマガジンが井上を表紙に単独起用したのだが、これも日本人初の快挙となる。しかし、これだけでも既に偉業なのだが、次戦ロドリゲス戦でもわずか2Rで勝利。IBFバンタム級王者になったばかりのロドリゲスを相手に圧倒的な勝利を収めてしまったので、リングマガジンが再び表紙に抜擢するという異例の取り上げ方となった。関係者たちも「ものすごく偉大なこと」「一般誌の表紙を飾ってもおかしくない認知度を意味する」と讃えている。

そして数々の試合の中でもっとも壮絶だったのが、2019年11月7日に開催したワールドボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝、WBAバンタム級スーパー王者ノニト・ドネア戦だろう。引退間際のドネアが最高のパフォーマンスを見せ、大善戦を見せる。井上は鼻を骨折、2R目で右目を負傷してしまい、ずっとドネアが「二人に見えていた」という伝説的な試合だ。
しかし「井上をかつてない深みまで引きずり込んだ」といわれるドネアに見事な反撃を見せ、勝利したこの試合はリングマガジン・ファイト・オブ・ザ・イヤーを受賞。「あの負傷でも勝利を勝ち取ったんだ。敬意を表するしかない」と、関係者たちも脱帽したという。この試合ではドネアをはじめとする選手やファンだけでなく、ボクシング・ジャーナリストたちも、井上の強さに圧倒されていたのだ。

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そして、来たる6月19日のアメリカ進出第3戦目となるダスマリナス戦は、世界中がまた井上尚弥に圧倒、魅了される日になるはずだ。伝説の新たなページとなること必至の一戦になる、是非お見逃しなく。

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