※ネタバレを含みます
予想外の展開に大反響をもって幕を下ろした『マンダロリアン』シーズン2。最終話となるチャプター16にまさかのルーク・スカイウォーカーが登場しファンたちは大いに沸き上がったが、実はマンドーを始め『マンダロリアン』の世界の中のキャラクターはルーク・スカイウォーカーの存在を知らなかった可能性があるという。その理由とは?

【理由その1】
スター・ウォーズ・シリーズのファンにとって、ルーク・スカイウォーカーとは、スター・ウォーズ正史における神のような存在。これまで9作品にも及ぶオリジナル、前日譚、続編3部作を通して、ルークやその家族、友人や敵等の基本的なことは既に描かれてきた。間違いなく、ハン・ソロとレイア姫と並んで、スター・ウォーズの中心人物だろう。
しかし、銀河系は膨大な数の惑星で埋め尽くされた巨大な場所。その惑星すべてがそれぞれの戦いに耐え、それぞれの勝利を祝っているのである。つまり、スター・ウォーズ・ユニバースの住人は、“帝国”での出来事を認識してはいても、彼らの日常生活に直接的な関わりがない限り、積極的に情報を得ることはないのである。さらに、『マンダロリアン』の舞台は、『ジェダイの帰還』の出来事からわずか数年後の世界。スター・ウォーズ3部作の中で描かれた反乱軍同盟についての情報が、マンドーたちにはまだ届いていなかったとしても不思議ではないのである。

ちなみに、シーズン1では、マンドーがルーク・スカイウォーカーの故郷である惑星タトゥイーンを訪れるが、そこでも英雄的なジェダイについての言及はなかった。
※注
『マンダロリアン』は、「スター・ウォーズ」3部作の最終作である『ジェダイの帰還』から5年後、『フォースの覚醒』から遡ること25年前を舞台にしている。

【理由その2】
一方で、銀河系のほとんどの人がルーク・スカイウォーカーの名前を聞いたことはあっても、彼がどんな人物かは知らなかったという可能性もある。マンドーやボーカタン・クライゼのようなマンダロリアンたちが、ルークの存在を知っていて、名前を聞いたことがあったとしても、その姿、顔を瞬時に認識することはできなかったかもしれないのだ。そう考えると、『マンダロリアン』に登場するファンが観て知っているお馴染みのキャラクターたちも、その当人たちはお互いを認識していなかった可能性もあるだろう。ルーク・スカイウォーカーについてマンドーがわかっていたのは、彼がジェダイであり、グローグーを引き取り訓練することができる存在、ということだけだったかもしれない。

なお、エンドロールには、ルーク・スカイウォーカー役としてマーク・ハミルの名がクレジットされているが、若き頃のハミルの顔をデジタル加工で再現したとのこと。兼ねてよりハミルは、ルーク・スカイウォーカー役の再演を否定しているが、今回『マンダロリアン』シーズン2での演出に期待以上の反応があり、今後シリーズでも再登場があるのか注目が集まっている。
©︎2020 Lucasfilm Ltd.
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