2020年4月〜6月に公開され、全世界のNBAファンおよびバスケットボールファンの話題をかっさらった『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』。“神様”マイケル・ジョーダンの軌跡を振り返った素晴らしい作品だったが、いささかジョーダンを美化し過ぎているという意見も多いようだ。
今回この『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』に物申したのは、なんとジョーダン1番の“相棒”であるスコッティ・ピッペン。イギリスのニュースサイト「ザ・ガーディアン」のインタビューでこう話している。
「私はバスケットボールの歴史の中で最も素晴らしい時代のひとつが、2人の偉大な選手によって生み出されたという事実に関して、『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』はあまり正確でなかったように思う。もちろん、その事実をなかったコトにして“史上最高のチーム”と言うことはできるし、『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』でもあまり触れられていなかったように思う。私はなんだかマイケルが自分のことを持ち上げて、“美化”しているように思えた。そして、それはマイケルの持つパーソナルな部分を知りたい視聴者にとって、いくつか裏目に出ていたと思う。だから、私はマイケルに会いに行って、“あの『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』には良いイメージがない”と言ったんだ。そうしたら、マイケルは僕の意見を受け入れてくれ、『確かに君が正しい。あれはやり過ぎだ』と言っていたよ」
ジョーダンを常に側で支えた張本人として、『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』の構成や見せ方に納得がいかなかったというピッペン。特に自分を含めて、3連覇を2度も達成したチームメイト達のぞんざいな扱いに不満を表した。さらに、それをジョーダン本人にも伝えに行ったというのだから、普段温厚なピッペンが相当に怒ったということだろう。また、すでにピッペンの他にも初期3連覇のチームメイトであるホーレス・グラントや、ライバルであったアイザイア・トーマスらがネガティブなイメージを持ったことを表明している。
たくさんのNBA関係者やファンが楽しんだと同時に、多くの物議を醸している作品となっている『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』はNetflixで配信中。
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