トランプ大統領がブチギレ “2019年最も物議を醸し、まだ誰も観たことのない”問題作

2019年9月に公開予定だったが、テキサス州やオハイオ州で発生した銃乱射事件を受けて上映が中止された新作映画『The Hunt(原題)』。この問題作が2020年3月に公開されることが決定した。

本作は『ゲット・アウト』(2017年)などのヒットを生んだプロデューサーのジェイソン・ブラム率いる<ブラムハウス・プロダクション>が製作した新作スリラー。クレイグ・ゾベルが監督を務め、ベティ・ギルピン、ヒラリー・スワンク、エマ・ロバーツらが出演。リベラルのエリートたちがスポーツ感覚で人間を狩り、獲物となる普通の人々が反撃を開始するストーリーが描かれる。

Universal Pictures/YouTube

昨年の公開前のタイミングには、トランプ大統領が社会風刺と暴力的な描写を含む本作を意識するかのように、「リベラルのハリウッドは怒りとヘイトに満ちた最高レベルの人種差別主義者だ! 自分たちを“エリート”と呼びたがるが、彼らは全くもってエリートではない。これから公開される映画は、カオスを生み出すために作られている。彼らは自ら暴力を作り出し、他人を非難しようとしている。彼らこそ真の人種差別主義者で、我々の国にとって最悪なものだ」とツイッターで投稿するなど、物議を醸していた。

脚本家のデイモン・リンデロフは、作品が誤解されていると感じているようだ。彼は「観客に楽しんでもらえるはずだし、この作品が国家の抱える深刻な問題に一筋の光明をもたらすものになるかもしれないと思う。人々は分断されているが、この作品が皮肉にも人々を結びつけるかもしれない」とコメントしている。

Movieclips Trailers/YouTube

新たに公開された予告編は、草原で猿ぐつわを付けられた人々が目を覚ますシーンから始まる。また、「2019年に最も物議を醸した映画であり、まだ誰も観たことのない作品」と紹介するテロップが添えられている。
『The Hunt(原題)』は、2020年3月13日に全米公開予定。

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