ハーデン、ケンバ・ウォーカー、ジャ・モラント… 瞬殺で相手を抜き去る仕事人「アンクルブレイカー」

現地時間2月16日にオールスターが開催され、それに伴いNBAの2019-20シーズンも前半戦が終了。今年もすでに世界最高の選手たちによる華麗なプレイが、これでもかというほど飛び出している。その中でも特にハンドリングスキルが際立つプレイが近年では目立つようになってきた。

オフェンスの際に3Pシュートをファーストチョイスとする選手が増え、より広いスペースで1対1を仕掛けるようになったNBA。そんな時に必須なのがハンドリングスキルであり、3Pシュートとドリブルの両方を得意とするステフィン・カリーやジェームズ・ハーデンなどの選手が得点を量産している。また、日本人にとっては欧米選手との体格差に関係なく習得できるスキルであり、とても参考になるものばかりでもある。

そんなNBA2019-20シーズン前半戦のハンドリングハイライトがこちら。

ESPN/YouTube

やはり、3Pシュートとドリブルが得意な選手が活躍していることがわかるだろう。ドリブル中のシュートフェイクなど、ヘジテーションからのクロスオーバーが多く、シュート+ドリブルが今“ホット”なスキルであることを示している。選手でいえば、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングやボストン・セルティックスのケンバ・ウォーカーなど、3Pシュートの成功数が多い選手が動画に登場している。

そんなスター選手たちを抑えて、特にハイライトを量産していたのはメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントだ。今季ドラフト全体2位指名で入団したモラントは、高い身体能力に加えて確かなスキルを待つ超逸材。また、発想力の高いプレイはすでにスーパースターの片鱗を見せている。これから3Pシュートを武器の1つとして加えられれば、間違いなくNBAを代表するポイントガードになることだろう。

また、身長2mを超えるパスカル・シアカム、ヤニス・アデトクンボ、クリスタプス・ポルジンギスなど、大型選手のクロスオーバーも目立った。“ビッグマン”でもアウトサイドでプレイができるオールラウンダー化を象徴していると言える。

一方、クロスオーバーで抜かれてしまったディフェンダーに視点を当ててみると、リーグ屈指の守備力を持つポール・ジョージ、ロバート・コビントン、PJ・タッカーを相手にした場面が多いことにも気付く。やはり高いレベルで互いに切磋琢磨するからこそ、こういった素晴らしいプレイが生まれるということなのだろう。最高の環境が整ったNBAは、やはり素晴らしいプレイを見るのに適したリーグと言えるだろう。

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