条件は「ある人物」 足立区の鉄拳・武居由樹、ボクシング転向の裏側

「大橋ボクシングジム」の大橋秀行会長が、元K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者で、2021年3月11日にプロボクサーとしてプロデビュー戦を迎える武居由樹との出会いのエピソードを語った。渡嘉敷勝男、竹原慎二、畑山隆則の公式YouTubeチャンネルで公開された動画での一幕だ。

渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル/YouTube

現在「大橋ボクシングジム」でトレーニングを積む武居だが、大橋会長は「武居が入ってきたの、なんでか知ってる?」と、武居との出会いを明かす。きっかけは2011年9月に放送された『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)で、武居がメインとなったドキュメンタリー「悪ガキ ガチンコ物語」を観たことだったという。

キックボクシングジム「POWER OF DREAM」の古川誠一会長が、素行に問題がある子どもたちと自宅で共同生活して、自らは働きながら格闘技と礼儀の指導をしている姿に「これ絶対嘘だ!」と、売名行為とまで疑っていたそう。

その後、武居がK-1でチャンピオンになったことを風の噂で聞いた大橋会長は、「一生懸命やっていた会長かわいそうに、(武居は)大きいジムに移ってチャンピオンになったんだろうな」と思っていたが、ある人物に「いやいや、今でもちゃんとあの会長と一緒に住んでいる」という話を聞き、「あの人本物なんだな」と感激。古川会長と会ってみることにしたという。

そして「POWER OF DREAM」の近くにある店で古川会長と会食をし「そのときにお酒をつくる役が武居」と、武居との出会いを回顧。付き合いはそこから長く続き、ある日武居から「ボクシングに転向したい」と聞くと、最初のうちは冗談だと思っていた大橋会長だったが「本当に来て、それでトントン拍子に決まって」と、大橋ジムに来るまでの経緯を語った。

ただ、古川会長には条件があり、それが「八重樫が見てくれ」と、プロを引退したばかりの八重樫東が面倒を見ることだったという。大橋会長は「八重樫はトレーナーに転向したばっかりだから、その心配があった」と振り返りながらも、「(トレーナーとして)新しい八重樫。(武居は)K-1から転向したばっかり。新しい者同士がくっつくと相乗効果がある」という思惑も働き、承諾したことを明かした。

大橋ボクシングジム大橋秀行/YouTube

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