「深刻ですよ、道化師大統領」 Supremeとアングラコメディの帝王がタッグ

ストリートブランドとして人気の「Supreme(シュプリーム)」が、コメディアン、ラッパーとして人気のカット・ウィリアムズを起用した動画が話題となっている。

過去には拳銃の不法所持や空き巣、記念硬貨泥棒などの逮捕スキャンダルが取り沙汰され、第一線から遠のいていたカットだが、アメリカの政治情勢から人種問題、セックス産業などをぶった切っていくNetflixの番組『カット・ウィリアムズのグレート・アメリカ』で近年再び脚光を浴びるように。

今回Supremeとの動画では、胸辺りまで伸びたヘアをレインボーカラーに染め、同ブランドの有名なボックスロゴTシャツにジャケットとパンツのセットアップという個性際立つ出で立ちのカットで、舞台に用意されたマイクの前に一人立ち、現代のアメリカがはらむ問題について無観客の客席を前に語りまくるというもの。

「今世の中で起きていることは、色々と辻褄が合わなくなってきている」と語るカットは、このモノローグでドナルド・トランプ大統領への批判も展開。トランプ大統領が漂白剤(消毒液)を注射することでコロナウイルス患者を助けることができると示唆したことなどを挙げた後、「でももう事は深刻ですよ、道化師大統領」と辛口でバッサリ。その後、アメリカ市民が感じている不安についても言及し、カットは人種差別に立ち向かう人々を全面的に支持していることを表明。「事実にこだわろう。黒人の命も重要だ。以上」と続ける。

また新型コロナウィルスの予防としてマスクをつけることも推奨し、最後は「選挙で選ばれた政治家以上の仕事をしたよ」と、またしてもトランプ大統領へ皮肉まじりの一撃を投げつけると、「ありがとう」と無観客の客席に感謝の言葉を述べ、ステージを降りていった。

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