現地時間11月30日、NBAのトップを走る2チームの対決が実現した。ここまで勝率9割、18勝2敗と以前の強さを完全に取り戻したゴールデンステイト・ウォリアーズ。さらに輝きを増したステフィン・カリーを軸にしてチーム全員がよどみなく動き続けるモーションオフェンスはもはや芸術の域である。
一方のサンズは開幕直後こそつまづいたもののすぐに復調。西地区を制して昨季のNBAファイナルに進出した実力がフロックではないことを証明している。ブッカー、ポール、エイトンの3本柱はリーグ屈指のトリオで、他の選手も個々の役割をしっかりとこなすチームバスケットで球団記録2位の16連勝中だ。
今季の行方を占うといっても過言ではないゲームはプレイオフのような緊張感で進んだが、両チームのエースは精彩を欠いていた。ウォリアーズのカリーは得意のショットがことごとく入らず、試合全体でシュート率は4/21(19%)で2本のエアボールもあるなど“絶不調”。サンズのブッカーは第2Q途中でファウルをもらった際にハムストリングを負傷し、その後ゲームに戻ることはなかった。
そんなエース達に影響を受けるかのように最後までもつれ込んだ試合は、ジェイ・クラウダーの3P、ポールのジャンプショット、ランドリー・シャメットの3Pと、終盤にチーム全員で猛攻を仕掛けたサンズが勝利を手にした。これでサンズは17連勝と球団記録タイを樹立した。
そんな試合の“MVP”を挙げるとすればサンズのマイカル・ブリッジスだろう。
オフェンスこそわずか2得点に終わったものの、貢献度の指標となるブリッジスのプラスマイナス(選手個人の出場時間ごとでのチーム間得点差)は驚異の+21。得点王争いを繰り広げているカリーをわずか12得点に抑えるなど終始苦しめウォリアーズのオフェンス力を半減させた。
ブリッジスは一つ前のブルックリン・ネッツ戦でもジェームズ・ハーデンを12得点(FG4/15 27%)に抑えており、今シーズンのNBA最優秀守備選手賞候補にも名乗り出た格好だ。シーズン開始前には同期入団でドラ1のデアンドレ・エイトンよりも早く、4年9000万ドル(約100億円)の巨額延長契約を結んだチームからの期待に応える働きを見せている。
ところで3日後の12月3日には早くも同カードの第2ラウンドが実現。この試合ではウォリアーズが前回の悔しさを晴らすように、22点差を付けての圧勝で成績は五分に。また、12月8日時点のシーズン成績でも20勝4敗とリーグトップタイの成績で両者一歩も譲らない状態だ。
そして、注目の第3戦はなんと12月25日のクリスマス。今年のクリスマス・マッチでは最強2チームからの熱い熱い好ゲームのプレゼントが届くはずだ。
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