スティーブ・ジョブズが語る 成功する起業家とそうでない起業家

アップルを創業し、世界的な会社へと導いたスティーブ・ジョブズ。アップルから離れていた合間もビジネス向けのワークステーションを開発するNeXTを立ち上げ、さらにはコンピューターアニメーションを制作するピクサーの創業にも関わった。

近年、日本でも新しいビジョンの実現を目指すスタートアップ企業が多く立ち上がるようになったが、成功するスタートアップはそうでないところと何が違うのだろうか。NeXTの代表だった1995年4月、ジョブズはComputerworld Information Technology Programのインタビューでこの問いに対し、起業家は不屈であることが重要だと答えている。

成功する起業家とそうでない起業家を分けるものの半分は、不屈でいられるかどうかだと思っています。

起業は本当に難しいですし、人生の多くのことを捧げることになる上、本当にきついことが度々起きるので、ほとんどの人が諦めてしまいます。それを責めるつもりはありません。本当につらいからです。

人生を消耗します。もし家庭があって、会社がまだ創業期だというなら、私にはそれをどうやって成し遂げられるのか、まったく想像がつきません。もちろん、成し遂げた人もいるでしょう。ですが、かなり大変なことです。しばらくは週7日、1日18時間働くようなことになるのですから。

だから、本当に情熱を注げることでないのなら、生き残ることはできないし、諦めてしまうと思います。真剣に取り組みたいアイデアや課題、あるいは解決したい何かがないのなら、会社を続けるために必要な不屈さを維持することはできないでしょう。起業における戦いの半分は、そこだと思います。

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文・大熊希美

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