衝撃の5分間 ステフィン・カリー、人類史上最高のシューター説

現役、いや“史上最高のシューター”として認知されたゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー。昨年は左手首骨折やコロナウイルスによる影響のためわずか5試合の出場にとどまったが、今季はまたもやNBAで大暴れする“予感”だ。

12月26日、チーム練習を終えたカリーをカメラは捉えていた。「彼は練習後さらに3Pショットを沈めることにした。そして、それを淡々と決め続けた。決め続けた。決め続けた。」というアナウンサーの言葉で始まった映像は、同じことの繰り返しでありながら、最終的にバスケットボールのシューティング史上“最高の5分間”となった。

ESPN/YouTube

右コーナーからの3Pシュート練習を始めたカリーは、小気味良いリズムで2本・3本と連続で決めていく。毎度ほとんど同じシュートフォームでシュートを放ち、ボールのリングへの通り方も一定。機械のように正確にシュートを放ち続けているのがわかる。

ここで番組はカリーのシューティングをよそ目に、他試合のハイライトを流す。カリーのシューティングは右下のほぼワイプのような映像に追いやられながら、ハイライトの解説が入るというなんともシュールな形式となった。
そこでトロント・ラプターズのフレッド・バンブリートは、27得点を稼ぎながら大事な場面での3Pショットを外してしまい、チームを勝利に導けなかったが故に「君はカリーじゃないんだから!」と言われてしまう(NBAファイナルでカリーをシャットアウトして男を上げた“ドラフト外の星”なのに!)。

そんなこんなで約4分間のハイライトが流れている中、カリーは淡々とシュートを入れ続ける。ハイライト映像終了時点で85、86本を決め、その後約1分後。ついに106本目のシュートを外してしまう。しかしながら、3Pシュートを連続で105本成功という驚異的な記録を打ち立てた。

おそらく史上最もミスのないシューティングを見たキャスターの二人は、もはや呆れてしまったように「私は賭けるよ。この世にこんなことができる人は他にはいない」「私だったら、フリースローを10本連続で入れただけでお祝いだ」「私は100本連続でのレイアップすら入れられる気がしない」など、とにかく「信じられないものを見た」という感想を述べ合った。

こうしてまた一つ、カリーが“人類史上最高のシューター”である証が加わったのであった。

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