血が流れるフラグ… 全方位に喧嘩を売る“チクリ野郎”テカシ69は生き残れるのか?

このところヒップホップ界をかき回している“密告ラッパー”ことテカシ・シックスナイン(Tekashi 6ix9ine)。強盗・暴行・殺人容疑などで逮捕され、終身刑を言い渡されそうになっていたところ、犯罪に関わったギャングたちの名前を明かす代わりに、減刑を求める取引きを当局と行ったとされている。

ギャング仲間を売って警察に寝返ったテカシに対して、当然ギャングやヒップホップ界からは“最低の裏切り小僧”と批判の声が上がっており、ギャングスタ・ラッパーの大御所スヌープ・ドッグもテカシを“ドブネズミ”と呼び、世間に対しても“いちいち取り上げるな”と批判していた。

ところが、テカシは反省するどころか調子に乗る一方で、刑務所を出所して自宅軟禁状態のなかリリースした新曲「GOOBA」のランキング3位初登場に不満を感じ、チャート1位のアリアナ・グランデ&ジャスティン・ビーバーに、Instagaramで一方的に難癖つけて噛みつくなどやりたい放題だ。

Tekashi 6ix9ine/YouTube

先日もInstagramのストーリーでリスナーに向けて、「ほかにどんなラッパーが仲間売ったか、暴露してほしいか」と尋ね、「オレがゲロったとき、サツも全部教えてくれたからな」と続けている。つまり、シャバにいるほかのラッパーに“オレはお前たちの秘密を握ってるんだからな”と挑発しているわけだ。“オレをナメたら裏切り者の名前を全部吐いて、お前らも無茶苦茶にしてやるからな”ということだろう。

しかもテカシは、ネットメディア<The Shade Room>がInstagaramで報じた自身の『ほかの密告ラッパーを教えてやろうか?』という記事で、わざわざスヌープ宛に「旦那、チャットでもしようぜ?」とコメントし、“デス・ロウ・レコードの共同創設者で相棒のシュグ・ナイトを、スヌープが密告して見逃してもらったことを知ってるぞ”と匂わせるメッセージを発したのだ。しかも警察側には証拠書類もあるというのである。

これまで“相手にするだけ無駄”と発言していたスヌープもさすがにこれには反応せざるをえなかったようで、Instagramのストーリーで発言。

「こないだお前があれこれほざいてた時、オレには相手にする時間がなかった。だが、今回は一言いっておく。オレの視界に入ってくるんじゃねえ小僧。ドブネズミが関わってくるんじゃねえよ。絡む相手はオレじゃねえだろ。てめえ1人で勝手にやってろ、いいから邪魔するんじゃねえ。虹色アタマのクソ野郎。お前のことだよ。いいからこのオレ様にかまうんじゃねえ、どっかのネコにでも相手してもらえ。お前みたいな小物はトムとジェリーごっこが関の山だ。このオレ様相手に調子に乗るとロクな目に合わねえぞ、ネズミ小僧。」

スヌープもさすがにムカついたようだ。ビーフもあったが、付き合いの深いシュグを売ったと言われては黙っていられなかったのだろう。しかしテカシは引く様子を見せず、「警察と取引した“証拠書類”については否定しないんだな」とコメントしてさらに挑発している。今後は無視するのかやり合うのか、いずれにせよスヌープも心底めんどうそうだ。

しかし、あらゆる方面を敵に回してテカシは今後も狙われ続けるとしか思えないが、どうするつもりなのだろうか? ギャングに報復される可能性は高く、ラッパーたちがそれを止めることも考えらない。どう見ても血が流れるフラグが立ちまくっているのだが、依然として好き放題をやめないテカシの運命やいかに。

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