マーベル初のアジア系ヒーロー シャン・チーは始球式もヤバい

9月3日より世界公開されたマーベル最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で主演する中国系カナダ人俳優のシム・リウ(Simu Liu)が、メジャ—リーグの始球式に登場した。

アメリカではレイバー・デイ(労働者の日)の週末に歴代トップとなるオープニング興行収入を記録した本作。この映画のヒットを記念して、主演俳優のシム・リウが9月5日に行われたロサンゼルス・ドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツの試合で始球式を務めた。

シムは完璧なストライク投球を披露すると、マウンドで鮮やかなバク転を決めて会場を沸かせた。メジャーリーグの公式Twitterではそんな当日の様子がスローモーション動画で紹介されており、「シム・リウの完璧なストライク投球とバク転。今年最高の始球式のひとつに」というコメントが添えられている。それに反応するかたちで、シムは公式Twitterで「自分の頭の中ではこれより500%速い感じだったよ。がんばれ、ジャイアンツ!」とユーモアを交えて自身の投球を振り返った。

Twitterでも以下のような反響が起きている。
「すごいスローボールだった。ジャイアンツは今こそシム・リウを使うべき。だって彼らのピッチングスタッフの半分はコロナか怪我なんだから」「マーベルのスーパーヒーローを演じた人が『GO GIANTS!』って言ってくれたのを聞けるなんて最高!」「本物ですか、それともシミュ(Simu)レーションですか?」

マーベルのケヴィン・ファイギ社長は本作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のオーディションでシム・リウが印象的なバク転を披露したというエピソードを語ったことがある。シムは見事にバク転からの映画『ブラック・ウィドウ』でネタになっているヒーローの着地ポーズをやってのけたという。彼はバク転をして、ブラック・ウィドウの膝立ちから髪を払うポーズを決めて、カメラをまっすぐに見つめたそうだ。

マーベル初のアジア系ヒーローに抜擢されたシムは、「自分は憧れるヒーロー像がないままで育ってきた。ヒーローは特有なものを象徴するように感じている。希望や可能性を象徴し、人々にインスピレーションを与える存在だ。最も向上心のある象徴のかたちとも言える。きっと現代の子どもたちがそれを体験する力を与えられると思う」と大役を担う喜びを表現している。

ディズニー・スタジオ公式/YouTube

シム・リウ演じる新ヒーローが活躍する最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は大ヒット公開中。

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