「タイマンはったら兄弟」 “壮絶な殴り合い” 扇久保vs石渡、死闘を振り返る

扇久保博正と石渡伸太郎は、2019年の大晦日に開催された『RIZIN.20』で対戦。2-1の判定で扇久保が勝利を収め、RIZINバンタム級(61kg)王座挑戦の権利を獲得した。リング上で直接激突した2人がVTRを観ながら試合を振り返る異例の動画が公開されている。

RIZIN FIGHTING FEDERATION/YouTube

自身を打ち負かした相手と試合を解説するという異例の状況に、石渡は「かわいそうだなあ、俺」とポツリ。扇久保が「本当に、すみません……」と居心地が悪そうにしていると、石渡は「まあ、ファンが喜ぶなら我慢しますよ」と応じていた。

まずは公開計量の時点で、扇久保は石渡について「調子悪そうだな」と思ったという。これには石渡も「(調子が悪そうだと)思われたなと、思いました」コメントした。

作戦について、石渡は扇久保を削りつつミスを誘発してフィニッシュに持ち込もうと考えていたと語り、扇久保もそれを承知しながら試合に挑んだことを告白。試合展開が想定通りに進まなかったという石渡は「ハッキリ言って、完全に扇久保選手の試合に付き合わされた感じになっちゃいました」と総括していた。

試合中、扇久保の右拳が命中した瞬間に石渡が笑みを浮かべた場面について、扇久保が「ニヤっとしましたよね?」と問いかけると、石渡氏は「腹立ったから(笑)」と理由を明かし、扇久保を苦笑いさせる場面もあった。

壮絶な殴り合いの末、判定の場面ではお互いに「自身が不利」だと思っていたという。試合終了直後には「畜生!」と悔しさを爆発させていた石渡だったが、動画では「タイマンをはったら兄弟みたいなもの」と、扇久保と固い握手を交わしていた。

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