「レブロンは大変じゃない」 “エースキラー”ビバリーが喧嘩を売る

シーズン前におたがいに大補強を行って優勝候補に躍り出たロサンゼルス・レイカーズとロサンゼルス・クリッパーズ。同じステイプルズ・センターを本拠地としながら、日によってホームとアウェイに分けられるこの2チームの対戦には、ロサンゼルス中のファンが詰めかける。現地時間2020年3月8日(日)にクリッパーズのホームとして行われたこの一戦も、来場者約2万人と超満員の試合となった。

おたがいにベストメンバーで臨んだこの試合は、何度もリードが入れ替わるシーソーゲームの展開に。しかし、“伏兵”エイブリー・ブラッドリーが24得点、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスが合わせて58得点と、チーム全体でまんべんなくオフェンスに成功したレイカーズが勝利した。

この試合、特に終盤はレブロンがゲームを支配していた。4Qに入り6〜7点差の膠着状態がつづくなか、残り約5分からレブロンは常に相手のミスマッチをつく戦術にシフト。カワイ・レナードやポール・ジョージ、パトリック・ビバリーといった優秀なディフェンダーを避けるように、ピック&ロールで相手ディフェンスを巧みに入れ替えて自身の1on1を起点にした。そうして、レブロンに対してディフェンダーがヘルプに来れば、フリーの味方に的確にパスを通して味方の得点をアシスト。このシンプルながらも強力なオフェンスにクリッパーズは対抗できず、最後までレイカーズのオフェンスの流れは止まらなかった。

そしてゲーム終了後、敗戦を喫したクリッパーズのビバリーが取材陣のインタビューに応じた。

NBA on ESPN/YouTube

インタビュアー:レブロンを守ることがどれほど挑戦的なことか説明できます?
ビバリー:No challenge.(挑戦するほどのことじゃない)
インタビュアー:そうですか。特にゲーム終盤では…。
ビバリー:No challenge.
インタビュアー:では、レブロンがマッチアップを変えようとした時のことを説明してくれますか?
ビバリー:まったく大変ではなかったよ。ありがとう、じゃあ次の質問。

レブロンに対する質問を一蹴。この日は、自身のマッチアップ相手であるブラッドリーに活躍され、レブロンにも見事にやられたことから少し気が立っていたようだ。このインタビューからもわかるように、ビバリーの持ち味はこの負けん気の強さ。相手が自分よりどんなに大きく、早く、上手な選手でも決して怯まない。それは“キング”相手でも同様だ。

この試合でビバリー含めクリッパーズの面々は、次の対戦に向けて相当気合が入ることだろう。ロサンゼルス史上、最高に熱くなりそうなプレイオフに期待したい。

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