“ハンパなく上手くなった” 朝倉未来の強さの秘密とは?

元総合格闘家の大沢ケンジが運営するYouTubeチャンネルで「【RIZIN.21徹底解説】朝倉未来の強さの秘密とは!?裏日本最強・金原正徳の試合で何が起きていたか!?」が公開され、大沢は『RIZIN.21』でダニエル・サラスに2ラウンドKO勝ちをした朝倉の強さについて分析をした。

大沢ケンジ / Kenji Osawa/YouTube

試合を「お見事としか言いようがないというか、試合内容は完全に『丁寧に倒しにいったな』という印象ですね」と振り返った大沢は、試合前に朝倉が「1ラウンドで倒す」と語っていたことについて「本人は言ってましたけど、それは結構リップサービスかなと思って。1ラウンドで無理やり倒そうっていう試合運びではないですね」と解説。

カウンターを得意とする朝倉だが、大沢は「こういうのって言っていいのかな」と迷いつつもエピソードを披露。
朝倉が東京に来たばかりで、韓国の総合格闘技団体「ROAD FC」で試合をしていたときの話なのだそうで、大沢は試合を観て「カウンターはいいんだけど、プレッシャーをかけていないから、相手が来るタイミングをコントロールできてないんじゃない?」と指摘して、「プレッシャーをかけてフェイントをかければ、かけたあとに相手が反応したりするんだから、そういう風にやったほうがいいんじゃないの?」とアドバイスをしたという。
すると後日、朝倉が「プレッシャーのことを教えてもらった」といった発言をした記事を見たそう。大沢は、朝倉の戦い方のルーツの可能性がある自画自賛エピソードに「自分で言うべきじゃないんですけど」と苦笑いした。

現在の朝倉のフェイント技術について、大沢は「半端じゃなくうまくなった」と絶賛。「プレッシャーをかけて自分はいかずに、フェイントの数もすごい。それで上に(パンチに)いくようなモーションで、腹に思いっきりいったりとかね」と、試合中に使用したフェイントについて解説。朝倉のパンチのモーションについて「打つときはまず顔から行く。あれは思いっきりくるのがわかるじゃないですか。あいつは本当に思いっきり打つので怖いから、こうなる(ガードが上がる)じゃないですか。それで下のボディなんですよ」と、計算づくでプレッシャーをかけていることを明かした。

また、試合の終わらせ方についても朝倉の冷静さがわかるとして「自分でやめましたもんね。(マーク・)ハントばりのwalk off(立ち去り)でしたよね。それでレフリーが慌てて止めに行ったみたいな(笑)」と手放しで褒めていた。

今後、朝倉が世界で通用するかについては「世界のフェザー級には猛者がすごくいるから、どこまで通用するかはわからない」と前置きをしながらも、「ただ日本人の選手って打撃でびびっちゃって、ちょっと打撃に押されたら組みにいって、潰されて、削られて、どんどんと距離が遠くなってやられていくというのが、日本のトップ選手のあるあるパターンだと思っているんです。打撃で勝負ができないみたいな。未来に関してはそれがないから、世界で勝負できるなというのはありますね」と、期待を寄せていた。

RIZIN FIGHTING FEDERATION/YouTube

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