地球上に戦う相手がいない! “世界最強の母ちゃん”アマンダ・ヌネス、ワンダーウーマンより強い説

UFC版オールスター感謝祭。不発…
期待値を上回らなかったUFC259。”地球外生命体”アデサニヤのMMA初黒星… 世界的カオスのバンタム級最高峰のまさかの反則での王座移動…

ショッキング…とも断言できない消化不良の試合が多かったUFC259を〆たのは完全に最強の女帝アマンダ・ヌネスであった。

YouTube

3大タイトルマッチの王者の中でも絶対的に自分の能力を発揮して”別次元”の強さを無観客のオクタゴンで世界中に誇示してみせた。女子MMA史上最強の王者なのは確実でUFC殿堂入りも確定だ。同じ時代のライバル全てに完全勝利していて向かう所敵なしのジャンヌ・ダルク状態。本当にミックスマッチしかないくらい相手が見つからない。

YouTube

堀口恭司も所属するチャンピオン製造工場ATTの女子最高傑作で傍にはもちろんチャンピオン製造工場長マイク・ブラウンが寄り添う。最早、「鬼に金棒」ではなく「セコンドにマイク・ブラウン」になりつつある。

ATT仕込みのカーフキックを標準装備して当たり前の様に使いつつ、カーフだけに頼らず得意のジャブやオーバーハンド、組みからの寝技もダイナミックなパウンドも完璧で持って生まれた素質+最高のジム環境の化学反応をオクタゴンで遺憾無く披露し毎度毎度UFCファンを驚かせる。

入場の落ち着きっぷりも含めてパーフェクトウーマンだ。ワンダーウーマンより強いんじゃないか?

強過ぎて勝利者インタビューでもジョー・ローガンに「もう相手いませんよ。どうします?」と聞かれ「私にもわかりません(笑)私はここにいます」と圧勝過ぎて聞く事が早々に無くなっていたのがいかにヌネスが今のUFC女子の中で抜けているか物語っている。

昨年9月に同性パートナーで同じくUFC女子選手のニーナ・アンサロフとの間に第一子を授かり、今回は愛娘が初めて見守る中、世界最強のライオネスがキリンを狩る所を娘に見せつけた。
長身のミーガン・アンダーソンに何もさせず身長差も全く感じさせない戦い方はまさに百獣の王ライオンの狩りだった。正直、打撃では手こずる可能性もあると思ったが全ての局面でグゥの音も出ないほどヌネスが上回っていた。

もう正直、相手がいないので過去に戻って10代の頃のアッコさんを現代に連れて来てATTで練習させるしかない。

デリケートな問題かもしれないがアマンダ・ヌネスはジェンダーレスのこの時代に相応しい新しい王者像を我々、頭の固い懐古格闘技ファンに提示してくれる。

昔は筋骨隆々のパパファイターが激勝して娘をリングに上げて感動を分かち合う姿に感動させられたものだが時が流れ、ジョシカクが文化として根付き、そのジョシカク史上最強であるアマンダ・ヌネスが勝利して同性パートナーと愛娘をリングに上げて、セコンドのマイク・ブラウン達も含めて皆で勝利を祝い寄り添って一枚の写真に満面の笑みで収まっている所を見るとMMAやUFCが紡いできた歴史も含めて深く感動して新しい時代の到来にワクワクする。

あのアマンダ・ヌネス特有のムチムチした弾ける様な攻撃力は何なんだろうね?女子の選手であんな野生的かつダイナミックで威力と精度の高い打撃打つ選手もう現れないんじゃないか?そして寝技も組みも強くて、フィジカルもスタミナもあって最高のセコンドもいるから手がつけられないよね?

YouTube

自分でも言ってたよね「年を追うごとに強くなっているし(打倒極の)バランスも良くなってる」って。二階級制覇するだけで快挙中の快挙なのにこのままだと2つのベルト持ったままずっと防衛しちゃうよ。

愛娘が生まれて更に強くなった”世界最強の母ちゃん”アマンダ・ヌネス。男どもよ、気の抜けた試合をしてると全て持ってかれるぞ!

という訳で気の抜けた試合では全くなかったのだが、何となく残念な結末に終わったアデサニヤvsブラホヴィッチとピョートル・ヤンvsアルジャメイン・スターリングの試合は後編で語らせて頂く。

前編は偉大なる女帝アマンダに献上し大勝利を祝福致しますm(_ _)m

御後が宜しいようで。

文・鬼越トマホーク・坂井良多

sakai
TAGS