朝倉未来がUFC挑戦したら戦う対戦相手? コリアンゾンビ vs メキシコ産最新型イケメン寝技師

かつてボクシングの歴史で最も偉大な男モハメド・アリはこう言った。

「100万ドルの賞金を用意するが、東洋人で俺に挑戦する者はいないか?」

この言葉を紐解くとやはり世界的に格闘技において”東洋人”が軽くみられているのは確かだ。この発言から45年経ち、現代の格闘技においての東洋人の扱いはどうだろうか?

世界最大のMMA団体UFC。偉大な先人達が傷つき築き上げた異種格闘技戦を礎として「なんでもあり」を売りにして階級別で世界最強を争わせる大金飛び交う金網の地上闘技場だ。

そのUFCの歴史でいわゆる東洋人のチャンピオンはジャン・ウェイリーただ1人で男子は1人もいない。

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という事は45年経った今もUFCチャンピオンからしたら「東洋人で俺に挑戦する者はいないのか?」というなんとも歯痒い状態が続いている。

過去、MMAという競技が成熟してからのUFCでの日本人最高実績はミドル級の岡見勇信とフライ級の堀口恭司だ。この2人は日本の宝で岡見は当時、日本最強の男として君臨し堀口恭司も現在進行形で軽量級の生きる伝説だ。2人ともUFCで活躍する様はメジャーリーガーと例えられた。

ただこの2人の侍もUFC王座は獲得出来ていない…

いかにUFCの王者が特別か、この説明だけでわかっていただけたんじゃないか?人種差別はもちろん絶対にしてはいけないがことスポーツに関して神様は人種差別している様にすら感じる。
そして差別などではなく国別で国を背負って戦う事がスポーツにおいて最上級に盛り上がる事は五輪が証明している。

同じ東洋人として韓国のキム・ドンヒョンもUFCで素晴らしい実績を上げているが王座には届かずにピークは過ぎてしまった。そんな今、日本で最も注目されているMMAファイター朝倉兄弟も目標とする東洋人不可侵の化け物の楽園UFCにおいて最も勢いのある東洋人は誰か?

答えは一択だ。彼の名は…コリアンゾンビ。

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もちろん、ファイトスタイルを形容した渾名だ。本名ジョン・チャンソン。ただ米国ではコリアンゾンビの名であまりにも有名だ。今、コリアンゾンビこと「韓国版ウォーキング・デッド」は明らかにキテいる!

超激闘型のアグレッシブファイターで韓国MMA史上最高傑作かもしれない。兎に角”韓国人ファイターの良い所”を詰め込んだ様な頑丈で負けん気が強く打撃も寝技も強く、とにかく粘り強い。最後まで諦めないし何度でもゾンビの様に復活してくる。更に最近は打撃の威力と精度が凄まじくUFCにフィジカルコンプレックスがある東洋人の溜飲を単身1RKOを連発して大いに下げてくれている。そして日本で活躍してた時期もあるのに驚くくらい反日だ(笑)

ただ素晴らしいファイターに政治的思想をとやかくいう必要はない。反日でも親日でも新日でも全日でもコリアンゾンビが素晴らしいファイターである事に変わりはない。

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実績もUFC王者にはなってないものの元UFC王者でレジェンドのフランク・エドガーを東洋人として始めて1Rで完全KOしたり、元UFCライト級暫定王者であるダスティン・ポワリエをダースチョークで絞め落としたり、UFCで初めてツイスター(変形グラウンドコブラツイスト)で勝利したり当時のUFC最短KOである6秒でノックアウトしたり逆に負ける時はヤイール・ロドリゲスに終了間際に伝説の肘打ちをもらって失神したりと”コリアンゾンビ”の名に恥じない豪快な戦いっぷりでUFCにおいて東洋人最高の実績を誇ると言っても過言ではない。

兵役から帰って来て更に強さに磨きがかかった感があり東洋人初の男子UFC王者に最も近い男だ。

きたる日本時間10月18日8時にアブダビのUFCファイトアイランドで一度流れた因縁の対決 ブライアン・オルテガ vs. ジョン・チャンソンの事実上の次期フェザー級王座挑戦者決定戦が行われる。

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フェザー級は長らくジョゼ・アルドから王座を奪い取ったマックス・ホロウェイが新絶対王者として天下を収めていたが無敵のホロウェイに天敵であるアレクサンダー・ヴォルカノフスキーというタフな無限電池が突如現れてホロウェイ王朝をアレクサンダー大王が滅ぼしてしまった。

滅ぼしたといってもアレクサンダー大王は超人渦巻くUFCチャンピオンの中ではわりと地味な王者なのでフェザー級はホロウェイ陥落と共に狭間の階級になってしまった感が否めない。それほどバンタム級とライト級のタレントが揃い過ぎてるからだ。

そして今回、コリアンゾンビの対戦相手が一度そのホロウェイ王朝に無敗の実績を引き連れて挑戦するも打撃でやられてしまったフェザー級スター候補生”メキシコ産最新型イケメン寝技師”ブライアン・オルテガだ。

ブライアン・オルテガは昨今の打撃偏重のMMAにおいてバンバン華のある一本勝ちを狙いにいく色気のある寝技師でかと言って青木真也の様に寝技偏重ではなく打撃も強く非常にお洒落な戦いをする最新型寝技師だ。

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もう馬鹿みたいにいったら名前も苗字も顔もファイトスタイルもカッコよくてホロウェイから王座を奪うとしたらヴォルカノフスキーよりもオルテガに獲って欲しかったUFCファンも多いのではないか?

筆者の先輩でUFC大好きで更になぜかグラップラー好きなチュートリアルの税金納めてる方である福田さんもオルテガ大好きで有名だ。

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とにかく寝技も立ち技も流れる様に戦い、ゴツゴツしていないスマートで極めが鬼強いファイターだ。とてもメキシコからの不法移民で貧困層の大家族で育ったハングリーな生い立ちからは想像できない洗練された現代的最新型MMA柔術家だ。寝技も立ち技も強いがゴツゴツし過ぎているコリアンゾンビとは丁度、対極でこの対戦は絶対に面白く今後のフェザー級戦線最重要な一戦である事は間違いない。

正直、2人とも王者ヴォルカノフスキーより華とキャラがある。

このUFCフェザー級という階級は日本でいうあの朝倉未来の階級だ。これから日本の格闘技ファンとしても大いに盛り上がって欲しい!

朝倉未来がUFC挑戦を表明した時に王者がヴォルカノフスキーよりもオルテガかコリアンゾンビの方が絶対に盛り上がる!

元々UFCフェザー級はジョゼ・アルドが絶対王者として10年君臨しそこにコナー・マクレガーが彗星の様に現れ、マックス・ホロウェイが受け継いだ超花形階級なのだ!ヴォルカノフスキーを脅かす存在が沢山出て来て欲しい!オルテガ、コリアンゾンビ、マゴメドシャリポフ、ヤイール・ロドリゲス、カルヴィン・ケーターそしてマックス・ホロウェイ。

日本では釣り合う対戦相手に困りまくってる朝倉未来でもUFCに行けばこれだけ化け物タレントがいる!

さらにカブ・スワンソンやジェレミー・スティーブンスなど激闘型のスター門番もいる。そしてクロン・グレイシーもね。

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話は逸れるが、クロンがRIZINに残ってればアウトサイダーvsグレイシー柔術という最高のマッチメイクできたのにね…

…話を元に戻すと兎に角、この1度流れた事で更に価値が高まったブライアン・オルテガ vs. ジョン・チャンソンは絶対に見ろって事!

ファイトナイトはいわゆるナンバリング大会じゃないのでWOWOWではなくUFCファイトパスで見よう。宇宙一難解だったUFCファイトパスもようやく日本語に対応したので英語嫌いで洋楽を馬の耳に念仏として聴いている馬鹿な筆者でもようやく見れそうだ。

コリアンゾンビに東洋の夢を託すでも良し!カリスマ候補生オルテガの再起に賭けるでも良し!こんなウィンウィンな決戦は滅多にないよ!予想は外れるからしたくはないが理想は語る(笑)

コリアンゾンビが勝つとしたら1Rに右を当ててそのままパウンドでKO。オルテガが勝つとしたらフライングギロチンチョーク。

この結末はどっちでも盛り上がるよ!!

兎に角、2020年10月18日8時、オルテガvsコリアンゾンビ。

必見です!

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俺はミーハーだからコリアンゾンビが勝ったらその日の晩飯はチゲとチヂミ、オルテガが勝ったらナチョスとタコスにする。

引き分けたら… 3日断食するわ… それか間を取ってチゲとタコスにする!

という訳でUFCフェザー級で共通した強敵も倒して来たコリアンゾンビとオルテガについて”フランク”に語らせて頂いたから”もーいーかの”?

詳しくはWikipediaで2人の戦績を見てくれ。

御後が宜しいようで。

PS
UFCで鬼の様に活躍するコリアンゾンビに唯一勝った事のある日本人が”練習最強”であり”日本軽量級の裏番長”の金原正徳だ。この実績でいかに金ちゃんが強く、関係者に大絶賛されるかが分かって頂けたか?

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文・鬼越トマホーク・坂井良多

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