信念+執念+スンドゥブチゲ=パク・セロイ ネオ韓国ドラマでギガ復讐劇 Netflix『梨泰院クラス』

パク・セロイ=信念+執念+スンドゥブチゲ

外出自粛の中、自粛警察も管轄外の在宅奔放に許された最高の娯楽Netflix。もはや、Netflixが無いと思うとゾッとするくらい生活の一部でありライフラインになっている幼気な民達も多いのではなかろうか?

Netflixと英語で書けばカッコ良くスタイリッシュだし、平仮名で”ねっとふりっくす”と書けば可愛らしく隙だらけな両極端な二面性も持ち合わせているのが一筋縄ではいかないネットフリックスという新時代の娯楽だ。

そんな自由の国米国発の国民的動画サービスにおいてTOPランキング上位に常にランクインし、話芸のプロであり能書き鬼畜である芸人達を唸らせるだけでなく魑魅魍魎渦巻く芸能界全体で大絶賛されているのが王道の様で只それだけじゃ無い”ネオ韓国ドラマ”「梨泰院クラス」だ。

Netflix Japan/YouTube

筆者は限りなく中卒に近い高卒でいわゆるホース・ディアー(馬鹿)なので最初、「りたいいんくらす」と呼んでたのは内緒の話だ。

梨泰院(イテウォン)とは日本で言う六本木の様な国際色豊かな韓国の地名だそうだ。
筆者はなんの知識もなかったので作品名を知った時に梨泰院という寺で学園モノの坊さんの物語が展開されるものだと勝手に思っていた。

NSCという吉本の詐欺ビジネスで出会い、10年以上苦楽を共にしてきた同期の心のチング(友)であるアントニーがTwitterで「梨泰院クラスが面白過ぎる!最後3話は正座しながら観た!」と呟いていて基本、アントニーの事は好きだが彼は胡散臭く、ミーハーで、嘘つきで、プライドが高く、お調子者なので基本、彼のSNSなど信用してないのだがいつものつまらないし誰に向けて呟いてるんだ?と思わせる凡庸ツイートとは違い、なにか類稀な熱量の様なものを感じたので呟きを信じて半信半疑ながら米国と日本のハーフが絶賛する韓国ドラマ「梨泰院クラス」を見始めた。

そして、韓国ドラマ初心者でどちらかと言えば韓流女子の類は苦手な筆者でも1話で見事引き込まれたのだ。

腐り切った金持ちや権力への復讐劇は韓国ドラマのお家芸だがどこか王道ストーリーながら他と違う魅力が多々ある不思議なドラマ「梨泰院クラス」。

韓国版半沢直樹であり、東京ラブストーリーや龍が如くやドラクエやミスター味っ子感もある。韓国ドラマの基本や色んな作品の良い部分を踏襲しつつオリジナリティも崩さないし現代的でオシャレでもある。全てを包み込むバランスがサムギョプサルの様に絶妙なのだ。

そして、主人公”パク・セロイ”に髪型含め圧倒的に魅力がある!

うまく説明できないが信念+執念+スンドゥブチゲ=パク・セロイなのだ。

「梨泰院クラス」を観れば700%スンドゥブチゲが食べたくなる!

そして韓国ドラマ初心者男子は「梨泰院クラス」から見始めて間違いない!どちらかといえば男性ホルモンびんびんの男が好きな物語だ。

かといって女子を置いていくわけでなくちゃんと◯◯派と◯◯派に分かれる恋愛劇も盛り込んでくるしヒロインの描写は他の作品にこんなヒロインいねーだろ!と思わせるくらい斬新だ。

窪塚洋介がIWGPで硬派に演じられる事が多かった不良の概念を変えた様に今作品のヒロインも現存のヒロイン像を覆してくれるだろう。

男1人女2人のトライアングルだと最近プレイしたファイナルファンタジーVIIリメイクのクラウド、ティファ、エアリスの様な関係性だがクラウドとパク・セロイが無口で笑顔を見せず過酷な生い立ちから恋愛に興味が無く女性に耐性が無い所に共通点はあるが女2人の関係性は真逆と言ってよい。

韓国作品を差別するわけでもなんでもなくただの率直な主観として韓国の作品をアホな日本人である筆者の様なもんが字幕で見ると総じて役名が同じ名前に感じて覚え辛いのだが「梨泰院クラス」は一人一人の描写が丁寧で壮大な物語だが、登場人物はそこまで多くないし個性が強いので役名が覚えやすい。

そして敵役でありいわゆる今作の魔王であるユ・ジェミョン演じるチャン・デヒ会長の演技が素晴らしすぎる。

日本で言うと誰なのか?やはり香川照之なのか?

矛盾した表現だが”ただの悪役じゃないただの悪役”だ。

とにかく全て見終わった後にユ・ジェミョンを調べて年齢を確認すると驚愕すると思う。あえてここでは何歳か言わないでおく。

そしてある人物の心底憎たらしく、情けない演技が梨泰院クラスに特別な感情を持たせ復讐劇に没頭させてくれる。諸々、家族について考えさせられる物語でもある。

とにかくアントニーが好きでも嫌いでも鬼越トマホークが好きでも嫌いでもとりあえずNetflixに入って「梨泰院クラス」を観ろ!

余計な事は言わん!

レビューだがネタバレもせん!

…1つだけネタバレしてやろう。

区長の娘の名前が「ボッキ」だ。それだけ心に刻んで見始めろ!

「インポ」でも「キンタマ」でもなくシンプルに「ボッキ」だ。そこだけ覚えて見始めろ!乗り遅れるな!ちゃんと字幕に「ボッキ」って出るから。

そして、パク・セロイが鬼越トマホークの喧嘩を止めに来たら…

「うるせえな!1話から最終話まで髪型変わらないのお前だけだぞ!!」

と吐かせていただく。時を跨いだ壮大な物語で俳優達の各時代の演技は素晴らしいのに主人公の髪型は(えっ?タイムスリップ物?)と錯覚するくらい一切変わらない。1ミリもブレない。

兎に角、ラスト3話は正座して観る様に!

ネオ韓国ドラマでありギガ復讐劇「梨泰院クラス」

ぜひ家で韓国料理を食べながら1話から堪能して欲しい!

では皆さん、サランヘヨ!

PS
芸人達の間では好き過ぎるあまり”梨泰院クラスロス”からの「日本版梨泰院クラスが出たらどうしよう?」と配役を日本人俳優に置き換えてわざわざ画像まで作ってTwitterにアップするという変態行為も流行ってるとかいないとか。

そして、韓国ドラマ初心者の筆者も辿り着いた韓国ドラマあるあるを最後に1つ。

“全て見終わって感動しWikiなどで各俳優、女優を調べると韓国俳優も女優も皆、スタイルが良いので作品では小柄だと思ってた女優が170cm超えていたり、韓国俳優に至っては総じてチェ・ホンマンまではいかないが皆、小川直也くらいデカい”


文・鬼越トマホーク・坂井良多

sakai
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