リアルな戦いは“奈良の喧嘩屋”村田諒太で臨んで欲しい

終わってみれば完勝だった。

前回のブラントへのリベンジ戦の大盛り上がりとは打って変わって淡々と粛々とスティーブン・バトラーにCOWCOWさんもビックリするくらい”あたりまえ”に勝利した村田諒太。

いやいやいやいや!

もう村田諒太が凄すぎて日本人がボクシングのミドル級の世界王座獲るどころか防衛するのに皆、慣れてきてますやん!

いやいや!快挙!快挙!もっと喜ばな!

そんなエセ関西弁の呼びかけが空回りするくらい村田諒太はボクシング重量級にコンプレックスがあった日本人の脳を変えてしまった。

しかし、タフで世界最激戦区のミドル級に置いて村田諒太のパンチ力はトップ・オブ・トップにも通用するんじゃないか?と期待させるほどここ2試合の村田のパンチの殺傷能力が凄い。

最後の左フックで完全KOした時になんだろう?「すげー!」じゃなく「頼もしい!」と思ってしまった。

村田諒太は頭が良い。

そして金メダリストだが完全エリートで無敗の金メダリストではなく負けて学習して更に強くなる非常に頼もしい金メダリストなのだ。

よくボクシングで無敗のエリート選手が負けてしまうとそのままフェードアウトしてしまう事がある。村田諒太の黄金のボクシングキャリアも疑惑の判定ながらエンダムに土を付けられた。

だが、結果オーライだったんじゃないか?エンダム第一戦の時は手数は少なく特に左フックなんてほとんど出してなかった。やはりあの疑惑の敗戦からも村田諒太は学習し、ファイトスタイルを変え更に強くなっている。

そして、ロブ・ブラントとの1戦目の敗戦も更に更に村田諒太を強くした。

普通はあのやられ方でリベンジできるとは思わない。

ラッキーパンチからKOされた訳じゃなくフルラウンドいい様に打ち込まれ判定で負けたのだ。

あの敗戦の時は本当に悲しかった…

あぁ日本史上最強のボクサーはここで引退してしまうんだと…

しかし、村田諒太は復活し、ブラントに2回TKOで雪辱を果たし再びミドル級世界王座を手に入れた。

素人目に村田諒太のそれまでの戦いは大事に戦いすぎてる所がある様に感じられた。

しかし、ブラント2戦目は吹っ切れたのか多少打たれようが倒せる時に倒しちまおう!というおよそエリート金メダリストらしくない倒し屋の村田諒太に進化した様に感じられた。

今回のバトラー戦も倒し屋モードの村田諒太に加え金メダリストの一流のジャブも良く出ていて非常に頼もしかった。

非常に危ない相手だとは思ったが3R終了と同時に村田がパンチを振り回した時に「もう上品でクールな金メダリスト村田諒太」ではなく原点回帰で「奈良の喧嘩屋・村田諒太」が相手を倒しにきている!すごく頼もしい!と心の中で思った。

そして結果、右を効かせ左フックで一撃KO

素晴らしい!もう何の迷いもなく2020年ビッグマッチに突き進める!

ゴロフキン、カネロ、チャーロ、アンドラーデ

誰とやろうが今後日本人が辿り着けないメガファイトだ!

個人的には魔法が解けてきているゴロフキンをKOしてカネロが対戦に興味を示す。

この1択だ。

そして、トップ・オブ・トップとの戦いは「金メダリスト」村田諒太ではなく「奈良の喧嘩屋」村田諒太で臨んで欲しい!

ゴロフキンの前回のセルゲイ・デレビャンチェンコ戦をみるに打ち合えば勝機あり!今のゴロフキンにはボディブローもちゃんと効く!

不可能を可能にするスーパー関西人 村田諒太の夢が”リアル”になる瞬間を皆で見届け祝杯を上げよう。

…というわけで偉大すぎる村田諒太が鬼越トマホークの喧嘩を止めに来たら

「うるせえな!今回の勝利者インタビュー全然ワクワクしなかったぞ!」

ちょっと大人しかったですよね(笑)喋りが達者で面白いのも村田諒太の魅力ですから。

ゴロ◯キンとかカ◯ロって名指しして欲しかった。

でも、大人の事情を考慮して名前を出さなかったとしたら… 対戦は近いですぞ!

2020年も命を賭けて村田諒太を応援する次第です。

文・鬼越トマホーク・坂井良多

sakai
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