悪童のケンカ対決! 売人 vs 中毒者、禁断の決闘にガンギマれ

“UFCの麻薬王”ネイト・ディアス、待望の社会復帰。
社会復帰なんて書くと薬物で逮捕された芸能人と勘違いされかねないので語弊を訂正するとシンプルに復帰戦だ。

前戦の世界一のワルを決める超私設タイトルであるBMF(Baddest Mother Fucker)王座戦を”路上の神”ホルヘ・マスヴィダルと争い、大熱戦の末TKO負けで世界二のワルになってしまってから約2年、恐らく医療用大麻漬けの日々を送っていた悪童セレブリティ、ネイト・ディアスがUFCファン歓喜の復帰戦をUFC263で行う。

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“UFC史上最大のスーパースター”コナー・マクレガーをチョークで絞め上げて大金を稼いでからは悠々自適に試合したい時に試合するという悪童セレブらしい選手生活を送っているネイト・ディアス。

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過酷なタイトル戦線とは距離を置き、ヴィーガンらしくUFC版スローライフを貫く生き方は世界最大のMMA団体UFCにおいて非常に特殊だが独特の色気を纏った唯一無二のカリスマになりつつある。自由人であるネイトは何にも縛られずに、もう盛り上がる相手としか試合しないだろう。

ネイトは普段はキマっているからなのだろうか、窪塚洋介が演じるタイプの不良の様なフワフワした感じだが対戦相手が目の前にいたり、試合前、試合中は突如として凶暴になり熱いファイトを繰り広げる長瀬智也タイプの不良になる”1人池袋ウエストゲートパーク”の様な男だ。

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兄ニックもネイトを凌ぐほどの悪童でディアス兄弟の異名はなんと「暴力柔術」(笑)兄弟仲が良く、兄弟共に超一流のグレイシー柔術とパンチ力とは無縁の世界最高峰の脱力系ボクシングで戦うディアス式格闘術の創始者でもある。

大麻を愛し、大麻愛は兄弟で医療用大麻の会社を立ち上げる程だ。試合前の公開練習で大麻をふかすのは最早、恒例行事になっている。

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そんな自由人でありUFCの麻薬王ネイトのお眼鏡に適ったのが今回の対戦相手である「レオン・エドワーズ」だ。
ジャマイカ生まれで現在はイギリス国籍の格闘家で身体能力の高いサウスポーで強烈な左の蹴りを持つストライカーだ。組み技も中々強い。前戦は優位に進めながら、アイポーク(目潰し)によりノーコンテストになったがそれまでUFC8連勝をしている間違いなくUFCウェルター級のトップファイターである。

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ネイトとの共通点としてエドワーズも昔、悪童であり、13歳の時に父親がナイトクラブで射殺されるという壮絶な過去を持ち、父親を失ったエドワーズは麻薬取引、ストリートファイトなどを経験する荒んだ少年期を過ごした。17歳の時に母親がエドワーズをMMAクラブに参加させ、そこから本格的に総合格闘技のトレーニングを始めた。

まさにネイトvsエドワーズは悪童vs悪童でありBMFの流れを汲む最高に盛り上がりそうな喧嘩対決だ。

売人 vs 中毒者の禁断の決闘でもある(笑)

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6月13日、「UFC263」久しぶりにUFCに姿を現す稀代の不良はどんな試合を見せてくれるのか?「ゾンビネイト」と言われ驚異的な粘りを見せるネイト・ディアスはピンチになってからが面白い!試合にハズレが無いのも好戦的ギャングスタファイターの魅力だ。

対するレオン・エドワーズはタフなネイトに良い勝ち方が出来ればタイトルマッチも見えてくる。”塩神”カマル・ウスマンが絶対王政を敷くUFCウェルター級の今後を占う悪童対決。ぜひ大麻じゃなくて試合を観てガンギマろう!

御後が宜しいようで。

文・鬼越トマホーク・坂井良多

sakai
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