女性ファンを置き去りにする “RIZIN漢塾プレゼンツ”扇久保vs寒天たけし、死闘になる可能性あり

格闘家のミドルネームで一番かっこいいのは山本“KID”徳郁だ。
「自分は格闘の神の子」という宣言と共にヤンチャで小柄な容姿も相まりKIDという名は光の速度で日本全国に知れ渡った。KIDは日本軽量級史上最高のカリスマで様々な格闘家や若者に多大な影響を与えたのだ。

KID以前だと桜井”マッハ”速人もカッコいい。野生味溢れるファイトスタイルと豪快な私生活に物凄く似合っている格闘家らしいミドルネームだ。マッハも最早、桜井速人とは呼ばれず「マッハ」や「マッハさん」と呼ばれる。

変わり種だとオタク格闘家として名を馳せた長島☆自演乙☆雄一郎やヒース・ヒーリングにフェイスオフ時にキスしてKOされた事を自虐として取り入れた中尾“KISS”芳広などがあるがやはり格闘家にとってミドルネームは大事だという事がわかる。キャラに合っていれば一般層にもすぐ認知されるからだ。中尾などあの事件からのKISSキャラが無ければあまり格闘技ファンの記憶に残るタイプのファイターではなかった。

そんな日本格闘技の創世記から続くミドルネームの流れだが2021年のRIZINバンタム級トーナメントにも1人超変わり種ミドルネーマーがいる。

「春日井”寒天”たけし」だ。
面倒なので以下”寒天たけし”と明記する事を許してくれ(笑)

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寒天たけしは岐阜県恵那市山岡町出身で山岡町の名産が寒天なので寒天を広める為にリングネームを春日井”寒天”たけしとしたそうだ。もうこの辺から不穏な空気が漂っている(笑)格闘家のリングネームというよりふなっしー的なゆるキャラの思想を持ち合わせている。実際、半裸に寒天を背負っての宣材写真や”山岡町最強総合格闘家”春日井たけしというホームページも運営していてほのぼのとしたボケを挟んだ家族の紹介や自分の軍団である”たけし軍団”の軍団員も募集している。

RIZINバンタム級トーナメントの抽選会でも緊張して登場順を間違えていたし、野武士の様な武骨な見た目からthe格闘家だと思われがちだがアウトデラックスや有吉反省会行きの可能性が有る”おもしろ天然田舎素人”の可能性が高い。
筆者の相方は格闘技に興味ないんだがRIZINバンタム級トーナメントの対戦カード一覧を見せた時に断トツで寒天たけしのミドルネームに興味が湧いていた。

もしかしたらRIZINバンタム級トーナメント1回戦「扇久保博正vs春日井”寒天”たけし」の結果次第ではトーナメントの注目株になり妙なブレイクをするかも知れない。そのくらい変な魅力を持つ選手だ。

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入場で寒天ラーメンを投げたり、コミカルな入場曲で入場したり、マイクパフォーマンスで暴走したりする”イロモノ”の寒天たけしだが実力は国内トップレベルでありバックチョークを必殺技とする本格派でグラップラー寄りのオールラウンダーだ。打撃も覚悟を決めて前のめりに打ってくるド根性ファイターであり劣勢でも諦めずに巻き返してくる。

そんなキャラ的に注目の寒天たけしに対するはRIZINが誇る”Mr.苦労人”扇久保博正だ。もうRIZINファンにはお馴染みのギリギリの勝負を勝ち抜いてきた激闘王であり、ほぼ全てのトップファイターと闘ってきたタフガイだ。

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バンタム級の選手誰もが実力を認めている扇久保博正だが、のほほんとした人の良さそうな性格故になぜだかいつも軽視されている。扇久保はこのトーナメントの16人の中でも3本の指に入る強豪であり、7年前に一度負けている寒天たけしにとっては非常に厳しい相手だ。

扇久保は極真空手出身だが、グラップリングが非常に強くバンタム級屈指のテイクダウン能力を誇るトータルファイターで寒天たけしに勝るとも劣らないド根性ファイターだ。打投極全てを駆使できるし苦戦慣れもしてるので劣勢から巻き返して勝利する事もざらだ。
RIZIN参戦後の扇久保に完璧に勝ったのは朝倉海だけであり、あの堀口恭司ですら判定までいっている。扇久保はこのトーナメント制覇は勿論、勝ち上がってなんとしても朝倉海にリベンジをしたいだろう。

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過去にRIZIN漢塾の石渡塾長の授業を真っ向から受けて信じられない死闘を繰り広げ見事、塾長越えを果たしたRIZIN漢塾・筆頭塾生の扇久保は今回も春日井”寒天”たけしと打投極全て使った死闘を演じてくれるだろう。

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今回、石渡塾長の相手の井上直樹は少女漫画に出てきそうな爽やか系イケメンなので、この「扇久保博正vs春日井”寒天”たけし」こそRIZIN漢塾プレゼンツの試合になるのではないか?

ファイトスタイル的には全ての女性ファンを置いてけぼりにするthe根性の漢vs漢であるが、互いのYouTubeチャンネルを見れば2人ともほんわか系天然田舎男子で母性本能をくすぐるギャップもある。

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まさに似た者同士対決だが結末は如何に?

下馬評では全局面で少しだけ扇久保が上回ってるとされるが、寒天たけしに秘策はあるのか?寒天たけしはバックチョークが得意だが扇久保が極められるイメージは全くない。
そして元来、堅い戦いが得意でもある扇久保だが元谷戦、石渡戦で覚醒してからプロとしての漢の殴り合いにも目覚めているのでとんでもない打撃戦になる可能性もある。

「扇久保博正vs春日井”寒天”たけし」

一般的に見たら東京ドーム大会のカードで一番地味かもしれないが大会MVPレベルの死闘になる可能性大いにあり!陽の目を見てこなかった武骨な2人の打投極と根性をフルに使った”全局面ドン・フライ”対決を固唾を呑んで見守ろうぜ!!!

御後が宜しいようで。

文・鬼越トマホーク・坂井良多

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