ザ・森東 vs 吉本興業!悪童マクレガー、危険すぎるラバーマッチ 負ければガチ引退か

マクレガーさん、ホントに大丈夫なのか?
7月11日開催のUFC264にてダスティン・ポイエーとの運命のラバーマッチが決まったMMA史上最大のスーパースター、コナー・マクレガーさん(33歳)。ラバーマッチとは1勝1敗で迎えた戦いの3試合目の事でありいわゆる”完全決着戦”だ。

UFC257で7年越しのリベンジを許し、MMAの世界を騒がせている”常勝ふくらはぎ殺し軍団”ATTのカーフキック旋風の犠牲者となりふくらはぎを殺されたコナー・マクレガーさん。

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危険過ぎるラバーマッチに早々に乗り出す背景には戦いを愛するカリスマゆえに+マニー・パッキャオとのボクシングマッチへの色気が混じり合っている様に思える。もしUFC257でマクレガーがポイエーに勝っていた場合、もしかしたらヌルマゴメドフは引退せずにマクレガーが最強ヌルマゴとのUFC史上最大のメガリベンジマッチに臨んでいた可能性もあるし、それとは別の選択肢でメガビッグマネーファイトであるマニー・パッキャオとのボクシングマッチも組まれる可能性はあった。
マクレガー敗戦の結果を受けてもう戦いたい相手も戦う理由も無くなった最強の男ヌルマゴはあっさり引退してしまい、メイウェザー戦に次ぐ夢の異種格闘技戦であるマニー・パッキャオ戦も大きく遠のいてしまった。

2試合ともファイトマネーが100億円超える可能性があるスーパーウルトラメガコスモファイトなのでマクレガーはポイエーのたった数発のカーフキックで100億円失ったに等しい。だからこそこの短いスパンでのラバーマッチに臨むのだ。全てを払拭して栄光を最短で取り戻し、再び100億円チャンスを得る為に。

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マクレガーさんはもう一生分稼いだので金は要らないと言っていたがMMA史上最大のスーパースターはまだまだ世界中の注目を一身に集めてまだまだ荒稼ぎしたいのだ。それが超一流のプロのファイターというものだ。

その為に7月11日のラバーマッチで宿敵ダスティン・ポイエーを明確な形で叩き潰さなきゃならないわけだが正直…勝てるのだろうか?

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UFC257の対戦では正直、ボクシングテクでは圧倒的にマクレガーだったが序盤でテイクダウンを奪われてテイクダウンを意識させつつのカーフ地獄でボクシング偏重だったマクレガーは完全に攻略されてしまった。
ポイエーのMMAファイターとしての豊富な引き出しと”MMA界の東進ハイスクール”常勝軍団ATTの戦略がUFC屈指のボクテクとスタンドのセンスを誇るマクレガーに初KO負けという屈辱をホットソースと共にプレゼントしたのだ。
そして、この短い期間でマクレガーさんがカーフキックの防御を練習したとしてそれを見越した戦術と戦略をATTはポイエーに授けているに違いない。テイクダウンをフリにカーフキックでふくらはぎを殺した様に次はカーフキックをフリにして何かを仕掛けてくるだろう。

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そのくらい最近のATTの戦略は神懸かっているのだ。MMAの才能はマクレガーの方が上だとしてもポイエーが何年もかけてATTで積み上げたものは容易に崩せない。だからこのラバーマッチは精神的にも技術的にもポイエー有利だろう。

正直、マクレガーさんはこのラバーマッチに敗れれば全てを失い最悪、引退もあり得る。散々引退してきたが今回ばかりは立場も選手としての価値も大きく失うのでガチ引退になる。

だからこそ先のビッグマッチを見据えたとはいえこの危険過ぎるラバーマッチをここで受けたマクレガーは男であり真のスーパースターだ。皆が観たいものを観たい時に提供し続ける稀代の視聴率男だ。1人紅白歌合戦であり1人8時だヨ!全員集合がコナー・マクレガーさんの正体なのだ。
ネイト・ディアスとのリベンジマッチの時もそうだが、マクレガーはここで負けたら終わりというギリギリの勝負をクリアして世界中を熱狂させ自身のカリスマ性を高めていって成り上がったのだ。MMAファイターとして決して盤石じゃない脆い部分が沢山あるからマクレガーの試合は人を惹きつける。彼はいつだって主人公だ。

元々コナー・マクレガーはアイルランドの生活保護受給者で失う物など何も無かった。毒舌もMMAで右に出る者がいない芸人で言ったら有吉弘行なのだ。
だがそんなマクレガーさんも昨今の好感度至上主義やコンプライアンス厳守の波に飲まれて前回のポイエー戦では草彅剛並みのいいひとに徹していた。もしかしたら”良い人”のマクレガーは弱いのかもしれない。

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パートナーや子供を大事にする優しく穏やかなプライベートのマクレガーではなく、我々がマクレガーに望むのはツービート時代のビートたけしであり、おしゃべりクソ野郎時代の有吉弘行なのだ。

もしポイエーとのラバーマッチにスポーツマンの謙虚マクレガーで臨み敗北したらそれこそ価値暴落だ。ただポイエーとは互いにリスペクトしあっているのでマクレガーがヒールに徹し切れるとは思えないがそこは”The Notorius(悪名高い)”の真骨頂を貫いて欲しい。

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もしスポーツマン・マクレガーで臨んだとしたなら尚更良い勝ち方が求められる。それほど前回の負けはショッキングだった。ヌルマゴにチョークを極められた時よりポイエーに足を殺され殴り負けた瞬間がマクレガー史上一番情けなかった…
いやはや、議論は尽きないが正直にいえばMMA史上最高のスーパースターがここで終わるのは観たくない。

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彼の成し遂げる事をリアルタイムで目の当たりにして生き証人にまだまだなりたい。格闘技ファンってのはルフィの活躍を間近で見届けたいウソップなのだ。

でもさぁ…ポイエーも好きなのよ…
苦労人だしナイスガイだしイケメンだし堀口恭司と同門だし…
堀口恭司と同門じゃなかったらこんなに情湧かないのによ!

くそ!格闘技は非情過ぎる!だから観ちゃうんだが!!

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UFCの歴史に刻まれるチャック・リデルvsランディ・クートゥアのラバーマッチや団体を越えて行われたヴァンダレイ・シウバvsクイントン・ランペイジ・ジャクソンのラバーマッチ、GSPvsマット・ヒューズや最近で言うとミオシッチvsコーミエが記憶に新しい著名なラバーマッチだが、コナー・マクレガーvsダスティン・ポイエーは選手の価値を考えると過去最高にひりつくラバーマッチなのは確定だ。

マクレガーがあっさり負けて意外とすんなり涼しい顔で負けを受け入れる光景も目に浮かぶし観客のハートを撃ち抜きながら度肝を抜く復活劇を見せてくれる気もする。ただカーフキックで弱々しく倒れたマクレガーの姿は正直トラウマでカリスマのあんな負けはもう観たくない!ポイエーも好きだがやはりマクレガーさん復活してくれ!頼むぞ!

でも…ATTもポイエーも好きだしなぁ… そもそもATT+ポイエーをこんな短期間で攻略できるのか?MMAってすぐには強くならないし一度負けた相手に勝つのは容易じゃない。うわぁ…めちゃくちゃ観たいけどめちゃくちゃ観たくない試合だわ…

…絶対、観るけど。

とにかく俺は7月11日まで震えて待つけど君らどうすんの?どうせ家で寝転がってポテチ食いながらこの記事読んでんだろ?たまには正座して読めよ。そのくらい重大だぞマクレガーvsポイエー3は!

マクレガー神話の完全崩壊か?はたまたATT神話をマクレガーが打ち破るのか?

お笑いで喩えればマクレガーのチームはマクレガー一強の個人事務所みたいなもんで、メガジムであり多数のチャンピオンを抱えるATTはいわばMMAの吉本興業だ。

この戦いはザ・森東vs吉本興業なのだ。

…縁起悪っ!

御後が宜しいようで。

文・鬼越トマホーク・坂井良多

sakai
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