強くてイケメン、刺青多め! 窪塚洋介a.k.aキング級のオーラを持つ“次世代のカリスマ”

日本のRIZINでも16人によるバンタム級トーナメントが決まったり、ベラトールでも王者アーチュレッタと挑戦者セルジオ・ペティスがバンタム級タイトルマッチを闘い、勝者と堀口恭司がやるであろうし、世界最高峰UFCでは史上初の反則での王座移動という団体問わず人材豊富で話題に事欠かない世界的カオスのMMAバンタム級。

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この世界的カオスで綺羅星の如く魅力的な選手が渦巻くバンタム級において圧倒的華を誇るライジングスター(新星)が存在する。
次代のカリスマ絶対候補生でありネクスト・マクレガーと呼ばれるUFCの宝”虹色のシュガー”ショーン・オマリーだ。

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まず見た目だけで金が取れるほど男前で奇抜な虹色コーンロウ刺青美少年がショーン・オマリーだ。一目見てすぐに覚えてしまうし格闘技興味ない人間にも刺さりまくるルックスの良さは群を抜いている。
分かりやすく説明すると平本蓮と萩原京平よりタトゥーが入っていて更に虹色に染めたコーンロウがショーン・オマリーだ(笑)

個人的な意見だと世代が古くて恐縮だが窪塚洋介が演じるIWGPのキングが出てきた時の衝撃に通ずる。得体の知れない強さとオーラと倦怠感と圧倒的華とカリスマ性が同居する稀代のトリックスターだ。
優れた超一流の格闘家に与えられる”シュガー”の異名に違わず、オマリーの試合は甘美で刺激的で唯一無二でアクロバティックだ。

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独特のリズムで永遠と繰り返されるフェイントを駆使しながら放たれる打撃は基本的なストレートから回転系の大技まで流れる様に繰り出される技のデパート…いやオマリーに合わせて表現を最先端にすると技のAmazonだ。
格闘技観戦素人の女の子が見てもショーン・オマリーは一瞬で虜にするだろう。ルックス、ファイトスタイル共に次代のUFCを背負うスーパースター候補の行列の先頭にいる。

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そんな将来性の塊オマリーはずっと無敗のパーフェクトレコードだったんだが前回のマルロン・ヴェラ戦でまさかの初敗北を喫する。

カーフキックを効かされて自らのステップ中に足をグネり、足が機能しない状態で上を取られパウンドアウトされてしまった。オマリーは華麗で奇抜なステップゆえに関節が動きに追いつかないのか?足を痛めてしまう事が多く前回の敗戦は次代のカリスマの1番弱い部分が露呈してしまった。

今回のUFC260のミオシッチvsガヌーの人類最強決定戦の前座に相応しい注目のオマリーの復帰戦は楽しみ半分不安半分のUFCファンは多かったはずだ。
UFCのレベルは異常に高く、非情であり期待されている選手でも2連敗すると蚊帳の外に追い出されてしまう。セージ・ノースカットやジョニー・ウォーカーも将来を期待されながら負けが込んでくるとすぐ次の選手に注目がいったりリリースされてしまう。我らがマネル・ケイプもそうなりかねない状況だ。

今回の復帰戦を落とせばショーン・オマリーといえどそうなってしまう。UFCとはそういう完全弱肉強食型の団体で特にバンタム級は層が厚くオマリーといえどランキングを上がっていくのは容易ではない。

そして復帰戦の相手は前回敗れたマルロン・ヴェラよりも実績的には上のトーマス・アルメイダでオマリーよりも前にライジングスターの座をコーディ・ガーブラントと争っていたオマリー史上過去最強の相手と言っていい。
ガーブラントとのライジングスター対決に敗れてから大きく調子を落としているアルメイダに負けてしまうようだと今後バンタム級のトップランク入りは難しい。だから復帰戦でいきなり大査定試合だったのだ。

そして次代のカリスマ、ショーン・オマリーは前回の足のグネりを完全払拭する圧巻のパフォーマンスで復帰戦兼査定試合を飾ってみせた!

まず髪型が虹色コーンロウで編み込みで大麻マークにするというプロとして120点の髪型で入場して無観客のオクタゴンを一瞬で華やかに彩って魅せた。こういう事はオマリーにしかできない。

試合に入ると前回、不覚をとったカーフキックを逆に自分の武器にして関節蹴り、前蹴りと共に蹴りを散らせながらすぐに打撃の距離と空間を支配すると接近しての打撃連打を武器とするアルメイダを懐に入らせずに一方的に攻撃を繰り広げて1R3分足らずで左ハイキックを効かせて左フックでダウンを奪い試合をほぼ決めかけてしまった。

自分なりの美学があるのか、ここで追撃に行かずにアルメイダが脅威的な回復力で息を吹き返してきたがその後も立ち上がったアルメイダに後ろ回し蹴りを見舞うなどいちいち攻撃が華やかでUFCファンを唸らせる。

前回のグネりの不安もあるしアルメイダもタフなので2Rに入ると少し不安だったがオマリーは終始落ち着いていて3Rに入ると狙いすました左のカッコいいカウンターを完璧に決めてダウンしたアルメイダにまたもすぐには追撃に行かなかったのだが「やれやれ、これでいいのか?」と言わんばかりのトドメのパウンドを一発浴びせて旧ライジングスターに完全勝利してみせた。

(復帰戦だし手堅く判定勝ちでいいか)なんて心の中で思ったUFCファンの期待を上回るパフォーマンスは、今後カリスマ候補生が修羅であるバンタム級トップ戦線にどう絡んでいくのか?期待に胸躍らせる勝利だった。流石”シュガー”だ。

ショーン・”シュガー”・オマリーは2021年要チェックだ!それにしても今後はどんなマッチメイクになるのか?

ヴェラへのリベンジマッチでもいいが、もうそこに拘らずにアルドやエドガーやクルーズとのレジェンド狩りに乗り出すも良し、ガーブラントやマルロン・モラエスとの絶対に面白くなる打撃戦でも良し、正直次戦に誰を当ててもオマリーは面白い。兎に角、ただでさえ面白いUFCバンタム級にショーン・オマリーが加わるだけで一気に華が出る。

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ぜひ新規も古参も格闘技ファンはオマリーにべったりと唾つけといて動向を逐一伺っとこう!
最後にUFCのスターあるあるであるオクタゴン外のトラブルへの警告だけさせてくれ。大麻合法化が進むアメリカだけれどもオマリーよ、しょーんもない事して捕まるなよ!

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御後が宜しいようで。

PS
振る舞い的には超カッコいいがオマリーがバンタム級で生き残るなら1Rでダウンを奪った時に自らの判断で追撃を止めるのではなくレフェリーが止めるまで攻撃の姿勢を貫くべき、追撃に行かない姿勢は素晴らしいがバンタム級トップランカー達はあそこから逆転してくる化け物ばかりだからオマリーも気を抜いていると一気にチャンスを無駄にしてしまう。UFCが修羅の国だという事を忘れずに!

文・鬼越トマホーク・坂井良多

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