「ジョン・ウィック」ファンも注目 静かに暮らしてた中年男がブチギレたら殺人マシンだった

全米で間もなく公開予定のアクションスリラー映画『Nobody』。本作は『ジョン・ウィック』シリーズでお馴染みのデレク・コルスタッドが原案・脚本を担当、同じくプロデューサーにデビッド・リーチがクレジットされており、以前から『ジョン・ウィック』ファンの注目を集めていた。

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ところが主演には、コメディアンで俳優のボブ・オデンカークという意外なキャスティング。オデンカークはドラマ『ブレイキング・バッド』に弁護士ソウル・グッドマン役で出演して人気を博すと、スピンオフ作品『ベター・コール・ソウル』では主役も務めたが、これまで決して大作映画の主役級俳優というポジションでもなければ、アクションとも無縁だった。

ゆえに今回の『Nobody』の配役に戸惑うファンも少なからずいたようだ。しかし先日予告編が公開されると、再びファンの関心度は高まった。スタイリッシュな映像、過激なバイオレンスシーンが『ジョン・ウィック』シリーズを彷彿させるのである。さらに公開されたポスタービジュアルもどことなく『ジョン・ウィック』風だと話題になっている。

『ジョン・ウィック』シリーズは、一度は引退した最強のヒットマンが、暴力と欺瞞に満ちた複雑な世界に再び引きずり込まれていく復讐劇。ドライなユーモアと容赦ないバイオレンスアクションで観客を虜にし、過去3作は大ヒットを収めている。一方『Nobody』はと言うと、郊外で妻と子どもと静かに暮らす、誰の目にもとまらない、何者でもない(Nobody)平凡な男ハッチ・マンセルが、ある夜自宅に強盗2人組が押し入ったことをきっかけとして、長年押し殺してきた怒りが爆発し、ひた隠しにしてきた過去の秘密が明らかになる、という展開だという。

ファンの注目は、『ジョン・ウィック』と何か関連があるのではないか、今後ジョン・ウィックとハッチ・マンセルが交わることがあるのか、という点であるが……オデンカークによると、「(『Nobody』の中に)『ジョン・ウィック』のDNAは目撃するだろうけど、全く別物だよ。僕の演じたキャラクターは、溜まったフラストレーションと怒りから、周りに危険を引き起こしていくというより複雑な設定の上に描かれているんだ」と、ファンにとっては少々残念なコメントを残している。

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ちなみにオデンカークはジョン・ウィック並みのアクションを披露するため、本作に向けて2年にわたりアクションのトレーニングと体つくりを行ったそうだ。過去の出演作とは全く違ったキャラクターを作り上げたオデンカークにとって、『Nobody』がメジャー出世作となるか注目したい。そしてもし続編が実現したなら、次こそジョン・ウィックの世界と交わるところを観てみたい。

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