“ギターの神様”のレガシーを称賛 『Noah × Jimi Hendrix』コレクション

ニューヨーク発のファッションブランド「NOAH(ノア)」が、“ギターの神様”ジミヘンこと、Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)のレガシーを称賛するトリビュート作品として、カプセルコレクションを展開中だ。

https://www.instagram.com/noahclothing/

本コレクションには、ヘンドリックスが残した名曲のタイトルがプリントされたTシャツやスウェット、花柄の刺繍が施されたコーデュロイシャツ、ギターストラップを模したベルトなどがラインナップされ、どれもサイケデリック・ブーム全盛期に活動し、ヒッピーファッションにも大きな影響を与えたヘンドリックスの妥協なきクリエイティビティを称賛するデザインになっている。

さて、死後半世紀以上が経過してもなお、伝説として語り継がれるジミ・ヘンドリックスについて少しおさらいしておこう。ジミ・ヘンドリックスと聞いて、すぐに思い浮かぶことはなんだろうか。

「Foxey Lady」のイントロのヘビーなリフだろうか、あるいは「Purple Haze」等代表曲の一節だろうか。あるいは、ロック史を代表する名シーンの1つ、1967年の<Monterey International Pop Festival(モントレー・インターナショナル・ポップフェスティバル)>での“炎のギター・パフォーマンス”かもしれない。

またあるいは、1969年夏ニューヨーク州ベセルで行われた<Woodstock Music and Art Festival(ウッドストック・フェスティバル)>で、白いフリンジのレザージャケットとクラッシュブルーベルベットパンツをまとい「星条旗よ永遠なれ」を演奏した場面かもしれない。

これらはジミ・ヘンドリックスのアーティスト性・芸術性の一面であるが、彼の存在価値は、その1面1面の総和よりもはるかに大きいもので、彼がその独創的な音楽、大胆なパフォーマンス、個性的なスタイルで示した創造性というのは、他の誰も真似できない稀有なものだった。

なお驚くべきことに、ジミ・ヘンドリックスが残した音楽は、1967年から1970年の早すぎる死までのわずか4年間に録音されたものである。彼の作品には多くのアイデアが詰まっており、聴くたびに新しい発見があり、いつまで経っても新鮮だ。

しかし、その奥深さ、音楽性の広さが、誰でも容易に彼の音楽を楽しめることを許している。ヘンドリックスは、自身の葛藤やフラストレーションをしばしばラブソングに込め、自身が生きた社会についても歌っている。また「Up From the Skies」や「1983…(A Merman I Should Turn To Be)」のような曲では、戦争、生態系の破壊、強制大量収容を非難した。

27歳でこの世を去る前に、ジミ・ヘンドリックスはこの世に最後の贈り物を残している。ニューヨークのダウンタウンにあるレコーディング・スタジオ「エレクトリック・レディ」だ。当時、アーティストが所有する唯一のスタジオと言われ、その正式なオープンは、彼の早すぎる死のわずか数週間前だった。以来、スティービー・ワンダー、レッド・ツェッペリン、ザ・クラッシュ、パティ・スミス、デヴィッド・ボウイ、ソウルクエリアンズの面々、ジェイ・Zなど、何世代もの伝説的アーティストがこのスタジオを利用している。

このことは、ジミ・ヘンドリックスのレガシーがいかに時代や場所を超えて受け継がれているかを示している。世界情勢が混沌とする状況にある今だからこそ、ジミ・ヘンドリックスのレガシーに触れてみてはいかがだろうか。

https://www.instagram.com/noahclothing/

『Noah × Jimi Hendrix』コレクションは、東京・渋谷「Noah Clubhouse」、大阪「Noah Noodle Shop」、公式オンラインストアなどで発売中。

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