接着剤不使用のNIKE新作スニーカー “分解”してリサイクル可能に

NIKE(ナイキ)の「ISPA」シリーズより、着用し、その機能を活用した後に分解してリサイクルできるようにデザインされた新作スニーカー「ISPA Link」と「ISPA Link Axis」がリリースされる。

今シーズンISPAチームは、循環デザイン要素の中の“分解(素材のリサイクルのために簡単にプロダクトを分解できること)”に目を向けた。これまでは、屈曲性と耐久性を持たせるために接着剤などを使っており、分解やリサイクルがほぼ不可能になっていたが、新作モデルは、接着剤を使わずに繋ぎ合わされており、使用後は分解することができる。

「ISPA Link」は、ミッドソールのペグ状の突起をアッパーの開口部に差し込んで組み立てることで、快適さ、安定感、通気性と飛び抜けたフィット感を持つシューズとなり、これは試作品を200時間余り着用した40名のアスリートが実証済みだ。また、製造の視点から見ても革命的と言えるほどシンプルで、1足の組み立て時間は約8分。特注の道具を使うことや、ミッドソールを組み立てるための長時間の糊付け作業が不要になった他、シューズの生産中、冷却、加熱やベルトコンベアのシステムなどのエネルギーを消耗する工程もなくなった。

「ISPA Link Axis」は、「ISPA Link」のサステナビリティ志向をさらに進化させたもの。100%再生ポリエステルのフライニットを採用したアッパーは、「ISPA Link」に採用した従来の素材を裁断、縫製する製法ではなく、アウトソールにピッタリとフィットする精密なデザインで、ソールに用いたTPU(ポリウレタン樹脂)は、エア バッグ素材のスクラップを使った100%リサイクル原料を使用している。

「ISPA Link」は6月23日(木)よりSNKRS、NIKE MA5 DSM GINZAなどで順次発売、「ISPA Link Axis」は2023年初頭に発売予定となっている。

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