プロサッカー選手800名以上がテスト 革新的なフットボール『NIKE FLIGHT』

NIKEより、最新のフットボール『NIKE FLIGHT』が登場。

フットボールは、様々な空力学的パラメータの影響で飛空中に予測不可能な動きを見せる。例えば、表面が完全に滑らかなボールは、空気の影響を受けて大きく揺れ、しばしば方向を変えがちに。そのため、ロングボールが間違った方向に飛んだり、優れたカウンターのはずが失敗に終わったり、シュートが外れたりという結果も生まれる。

画期的なフットボール『NIKE FLIGHT』は、その革新的なデザインによって一貫性に欠ける空力学的性質の問題に取り組んだ。NIKEの新しいエアロスカルプトテクノロジーによって、旧モデルよりも30%正確な飛空が実現した。

『NIKE FLIGHT』は、「ナイキエクイップメント イノベーションラボ」による、フットボールの飛空の一貫性を高めるための8年にもわたる研究の集大成だ。ラボでは、プレイヤーからの意見をもとに、リサーチ、再現、そして革新の3つの段階に分けた取り組みを行った。
リサーチの段階では、いくつかの追跡システムを使い、ゲーム中のあらゆるプレーの中で見られる異なるタイプのキックからのボールの飛空を測定。これにより、ラボのエンジニアがプレー中のボールの状態を理解し、エリートプレイヤーが定量的に測定できる要素に落とし込むことを可能にした。再現の段階では、ピッチの上で観測したキックのタイプを検証し、足型のロボットを使って、その動きを繰り返しかつ数量化できる様々なキックとして再現。この作業により、ボールの違いによるパフォーマンスの小さな違いも測定できるようになり、イノベーションの元となる様々な測定可能なテストを開発することもできた。

条件を整えた環境の中で、ラボでは空力学性能、構造、そして素材に関する革新的なアイディアをテストすることができた。『NIKE FLIGHT』のラボでのテストは、68もの異なるバージョンを使い、何千時間も費やされた。さらに、最終形のプロダクトができるまでの評価作業のため、800名以上のプロ選手たちがフィールドでテストも行なった。

ボールの揺れを抑えるため、そしてもっと予測しやすく一貫性のある飛行を実現するために、「ナイキ エクイップメント イノベーションラボ」で生み出したソリューションは、ボールの表面を捉える力を生み出すのではなく、ボールの周りを力が動くようにすることだった。この機能性を基本にした設計から、NIKE独自の空力学技術である“エアロスカルプト”が生まれた。

パネルの配置もボールの飛び方に影響する。『NIKE FLIGHT』は、溶接融合させた4枚パネル構造で、通常の12枚パネルのボールよりもパネルの継ぎ目を40%減らしている。この構造により、スイートスポットを大きくし、タッチに対する優れた反応を生み出す。

さらに、「ACC(オール・コンディションズ・コントロール)」を3Dインクとして用いることにより、デザインも改良された。2014年に登場した「ACC」は、天候条件にかかわらず最適なグリップを提供するのに役立つ。『NIKE FLIGHT』には、3Dインクで戦略的にエアロスカルプトに沿って“マイクロフラップ”をプリントしている。これも航空宇宙学の原則を応用したもので、空力学的安定性をさらに最適化するために役立つ。

『NIKE FLIGHT』は6月30日以降、NIKE.COMおよび一部の専門店で発売予定。

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