容赦ない暴力、死体だらけ… なぜ『楽園の夜』なのか?

映画『新しき世界』のパク・フンジョン監督が手掛ける韓国ノワール作品『楽園の夜』が、Netflixで好評配信中だが、実力派が揃う俳優陣が撮影の舞台裏を振り返る動画が公開されている。

Netflix Japan/YouTube

本作は裏社会を生きる男の運命を残酷な暴力描写を交えてスタイリッシュに描くギャング映画だ。大切な者たちを殺された挙句に、追われる身となった犯罪組織の構成員パク・テグ。逃亡先の済州島で心に傷を抱えた女性ジェヨンと心を通わせていくが、それはあまりに短すぎる平穏だった。

組織の構成員テグを演じるのは、映画『密偵』などで知られるオム・テグ。彼が済州島で出会う女性ジェヨンをNetflixドラマ『ヴィンチェンツォ』のチョン・ヨビン、彼らを追う組織のマ理事役をドラマ『最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜』などのチャ・スンウォンが演じる。

彼らが、「静かだけど暴力的」(チャ・スンウォン)で「登場人物が個性的」(チョン・ヨビン)な「新しいギャング映画」(オム・テグ)だと表現する本作。パク・フンジョン監督は、映画タイトルに「楽園は皆が楽しめる美しい場所だが、真っ暗でテグとジェヨンには美しさが見えない」という意味を込めたという。

楽園のような済州島での撮影について、チョン・ヨビンは「血生臭い残酷なギャング映画だけど、映画のロケ地である済州島はとても美しい場所」で、チャ・スンウォンは「容赦ない暴力とのどかな風景が対比されている」と語る。

全てを失い、崖っぷちにいるテグ役を熱演したオム・テグを、チョン・ヨビンは「演技中の集中力がすごい」、チャ・スンウォンは「役になりきる彼を見ると、役をよく理解しているのが分かる」と賞賛している。

そして、家族を失い、不治の病を患っているジェヨンには、怖いものなしだからこその強さがある。チョン・ヨビンが圧倒的な存在感で演じたヒロインについて「この映画が他と違うのはジェヨンのおかげだ」とオム・テグは表現する。

さらに、オム・テグは「監督は俳優陣の意見を聞いてくれる」、チャ・スンウォンは「私が提案すると監督はそれを更によくする。才能豊かな監督です」と語り、パク・フンジョン監督との強い信頼関係を築けたことにもふれた。

注目の韓国映画『楽園の夜』は、Netflixで独占配信中。

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