狂気オブ狂気 ニコラス・ケイジ映画史上最強のヘアスタイル5選

今年で御年56歳。16歳でデビューしてから40年におよぶ俳優人生を突っ走ってきた俳優ニコラス・ケイジも今やハリウッドを代表する大物俳優の一人である。その長いキャリアの中には大ヒット作もあれば駄作もあった。しかし、例えB級作品であろうとも、出演が決まれば全力で取り組むニック。そんなところも彼がいまだに多くのファンに愛されている理由の一つだろう。

そんなニックは数多くの出演作の中で薄毛のイメージゆえ意外かもしれないが、いろんな髪型を見せている。今回はニックのこれまでの演技……ではなく、髪型(!)の面で特に心に残る5作品を紹介しよう。

『リービング・ラスベガス』(1995年)

重度のアルコール依存症の男と娼婦の愛を描いた涙なしでは見られない社会派ラブストーリー。このときのニックは薄くなった髪をあまり手入れもしないまま放置したといった感じの髪型だ。ニック本来の薄く細い毛質、後退を見せる生え際が、さびしい男の人生と重なる効果を見せている。ちなみにニックはこの作品でアカデミー賞主演男優賞を見事獲得している。

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『赤ちゃん泥棒』(1987年)

ジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督作の、子どもが欲しくて赤ちゃんを誘拐してしまった夫婦が巻き起こすドタバタコメディ。ニックが演じたのは前科者の夫役で、ニックはこの役が決まると、太い口ひげとふさふさのボリュームある長いもみあげ、ボサボサの髪にすることを決めたそうだ。後に彼はこの髪型のモデルとして、有名なアニメキャラ、ウッディー・ウッドベッカーを参考にしたと明かしている。

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『ナショナル・トレジャー』(2004年)

髪型に気が散ることなく「ニックの演技がちゃんと見たい!」という人のためにおすすめしたいのが、冒険アクション『ナショナル・トレジャー』だ。この作品でニックは歴史学者で冒険家のベン・ゲイツを演じているが、ニックが髪を短く切り、櫛を入れてオールバックに整えヒゲもきれいにそったとき、そこには誰からも好かれ、信頼される好漢が現れる。ちなみに多少の長さの違いはあれど、これ系の“普通ヘアのニック”が見られる映画は他に、『レフト・ビハインド』『ザ・ロック』『ウィッカーマン』などがある。

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『バーディ』(1984年)

ニックとマシュー・モディーンが主演を務め、ベトナム戦争に従軍し心に傷を負った青年とその親友を描いた人間ドラマ。このときのニックはまだ19歳で、若い頃は髪もふっさりしていたことがわかる。特にベトナム戦争に従軍する前を描くシーンでは、いわゆる“イケてる男子高生”役だったこともあり、くすんだブロンドをくしゃっとしただけでもそのイケメンぶりが際立っている。その後の熟年ニックしか知らない人は、ぜひこの作品も観て若い頃のニックを堪能してほしい。

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『コン・エアー』(1997年)

役によっていろんな表情、そして髪型を見せてくれるニックだが、そのキャリア史上最も強烈な印象を残し不動の1位として輝く作品が『コン・エアー』のキャメロン・ポー役ではないだろうか。オールバックのロン毛をなびかせ、白いタンクトップ一丁で悪党たちの企みを打ち砕くべく活躍する模範囚を熱演。ちなみにニックのロン毛はこの作品以外でも拝むことはできるが、筋肉度、脂ギッシュ度、露出度などいろんな要素がパーフェクトな化学反応を起こし、あのときのニックだからこその全てが過剰に濃いキャラが誕生した。

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