教科書なんかに載ってない NBAで“ストリートボール”をブチかます奴ら

既存のバスケットボールにとらわれない“Street Ball(ストリートボール)”。「こうしなければならない」という教科書はなく、盛り上がればよし。選手たちはこぞってオリジナルの技を開発し、「なんだそれは!?」というプレイを見せてくれる。

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世界最高峰のNBAでも、“ストリートボール”なプレイを見せてくれる選手たちがいる。ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは、いま最もストリートムーブを見せてくれる選手だろう。アービングは“歴代最高のハンドラー”と評されることもあり、ドリブルスキルで右に出るものはいない。そんなアービングが今季の開幕戦で見せた動きは、まさにストリートで生まれた“Slip N Slide”ムーブそのものだ。しかも、最初から狙っていたわけではなく、転んでしまったために仕方なくこの動きにつなげている。おそらく、今までNBAの試合中にこの動きをした者はいない。突然のトラブルを、ストリートムーブに繋げる。こんな選手はアービング以外にいないだろう。

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そして、もう1人ご紹介したいのが、最強の“シックスマン”ことジャマール・クロフォードだ。クロフォードは、史上最多タイとなる3度の6thマン賞を受賞している(もう1人はLA・クリッパーズのルー・ウィリアムズ)。切れ味鋭いドリブルと、高いシュート力が武器の選手だ。そんなクロフォードが生み出した動きが“Shake N Bake”である。

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この動きはクロフォードがNBAに入る前、地元シアトルのアマチュアリーグ『Pro-Am League』であみ出したそうだ。初めてリーグのオールスター戦に出場したクロフォードは、海外プロとして活躍したブライアン・パーカーと1対1の場面になった。相手をかわすことに集中したところ、無意識にこの技を繰り出したそうだ。実はその時の動きが完成形で、NBAで見せていたものは劣化版というのだから恐ろしい。

カイリー・アービング、ジャマール・クロフォードたちが見せる極上の“ストリートボール”。ハイライトで見れば見るほど、その素晴らしさが伝わってくる。今まで見たことのないプレイが出た瞬間は、「This is Street Ball Moment!(これがストリートボールだ!)」と思わず叫びたくなってしまう。

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