リバウンドを制するものはゲームを制す レイカーズ vs ヒートを徹底予想

ブライアン・ウィンドホルストといえば、ぽっちゃりとした体型で親近感のわくキャラクターながら、的確な考察をみせてくれるスポーツライターだ。今回もその“観察眼”から、NBAファイナルの展開を見事に的中させている。

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まずはレイカーズとヒート、それぞれが直面するであろう問題点を予想した。

「ヒートはおそらくゾーンを仕掛けるでしょう。ヒートのゾーンはバックスやセルティックスに非常に効果的でした。ゾーンはディフェンスが得意でない選手を上手く隠し、バム・アデバヨというヒートのベストディフェンダーを利用することができます。一方で、レイカーズは早い展開を得意とする選手を使って崩してくるはずです。また、ゾーンはオフェンスリバウンドに弱い。そのため、オフェンスリバウンドが非常に強いレイカーズには注意が必要ですね」

「レイカーズはウエスタンカンファレンスをすべて4勝1敗で勝ち抜いており、その強さを見せつけています。ただし、ヒートのような運動能力があり、“深さ”を持っているチームとはこのプレイオフでは対戦していない。ヒートは8、9人が活躍し、直近の試合では6試合すべてでトップスコアラーが違います。彼らはとても臨機応変なバスケットをし、HCのエリック・スポールストラの“調整力”も見事です。その日によって毎回主役を変えられるというバラエティの多さが、レイカーズにとって困難になることでしょう」

とシリーズ前に話している。そして、ここまではその考察通りの展開となっている。

第1戦はレイカーズが早い展開を存分に繰り出し圧勝。つづく第2戦でもオフェンスリバウンドをことごとく拾い、粘るヒートを寄せ付けず2連勝を飾った。そして、第3戦はヒートがリバウンドとディフェンスを修正し、レイカーズのアンソニー・デイビスを封じ込めた。また、エースのジミー・バトラーが40点、タイラー・ヒーローとケリー・オリニクがそれぞれ17点と、チーム全員の活躍で勝利をもぎ取ってみせた。

気持ちのいいまでに今年のNBAファイナルの展開を当てているウィンドホルスト。彼の頭の中では、すでに今季の優勝チームが見えているのかもしれない。

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