コービー・ブライアントはやはり強かった NBA史上屈指の“BIG3”ライバル対決

2011年に“King”レブロンが決断したスーパーチーム(BIG3)の結成。同期ドラフト組のトップ選手が集まったマイアミ・ヒートが王朝を築く少し前、東西の名門チームの“BIG3”がリーグを席巻していた。

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西の名門といえばロサンゼルス・レイカーズ。レイカーズにはコービー・ブライアント、パウ・ガソル、ラマー・オドムのトリオがいた。コービーは言わずと知れた最強のオフェンスマシーン。ジョーダンの動きを高次元で習得した、NBA史上屈指のレジェンドだ。ガソルはスペイン出身のビッグマン。インサイドもアウトサイドも器用にこなす実力はセンターだ。オドムは208cmのオールラウンダーで、自分が主役にもなれ、脇役として他選手のサポートもできる。

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一方、“東の名門”ボストン・セルティックスにも「優勝だけが足りない」スーパースターたちが集まった。セルティックス一筋のポール・ピアースを軸に、Mr. Everything(何でも屋)ことケビン・ガーネット、そして“史上最高のシューター”の一人レイ・アレンだ。彼らはNBAトップレベルの実力を持ちながら、チームメイトや運に恵まれずにもうひとつのところでチャンピオンリングに届かなかった選手たち。また、コービーやシャックと同じ時代に生まれたということも優勝できていなかった理由のひとつだ。そんな彼らが結集したのは2007-08シーズン。その年に早速、彼らの優勝を阻んできたコービーを倒すチャンスが来た。

ボストンのBIG3は実力では勝るもののファイナル経験がなかった。しかし、3人共初のNBAファイナルだったが、初の大舞台に全く気負うことなくそれぞれの実力を発揮した。ピアースはチームNo.1の平均21.8得点、アシストも平均6.3本を記録してボストンのオフェンスを牽引。アレンは持ち味の3Pショットを22/42と50%以上の確率で沈め、チーム2位の20.3得点を記録。ガーネットは平均18得点を挙げながら、13リバウンド、1.7スティールとオフェンス・ディフェンス両面で大活躍だった。そんなBIG3の活躍で見事レイカーズを4勝2敗で下し、3人は初ファイナル出場で念願の初優勝を果たし、名門復活を印象付けた。

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翌シーズン、今度はレイカーズがNBAを制覇したが、セルティックスとの再戦とはならなかった。そして、翌2010年。セルティックス対レイカーズの東西BIG3の再戦が実現した。勝っては負け、負けては勝ってを繰り返したこのシリーズはまさに“激戦”と呼ぶに相応しいものであった。7戦目までもつれ込んだこの試合は4勝3敗でレイカーズがシリーズを制し、見事2年前のリベンジを果たした。

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こうして約3年間しのぎを削りあった両者は、NBA史上でも屈指のライバル関係となり、コービーたちが一歩抜きんでる結果となった。レブロン、ウェイド、ボッシュらが作り出したBIG3新時代。実はその前にはこの2チームの存在があったのだ。

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