買収、誘拐、暗殺、テロ… 麻薬王パブロ・エスコバルのヤバさが分かるシーン

Netflixで2015年に配信されるや高い評価を得続けているオリジナルドラマシリーズ『ナルコス』。

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コロンビアの麻薬組織と、アメリカの麻薬取締局(通称DEA)捜査官たちの闘いを描いた真実を基にした物語だ。今回は、本作のメインキャラの1人で、凶悪ながらも単なる悪党と一括りにできない魅力で視聴者を惹きつける、コロンビアの麻薬密売組織「メデジン・カルテル」の創設者パブロ・エスコバルのヤバさがわかるシーンを紹介したい。

有名なマグショット

まだカルテルのボスになる前、パブロは麻薬絡みで逮捕されるのだが、マグショット(逮捕後に撮影される人物写真)を撮る際、警察を嘲笑うかのようにあれこれポーズを決めまくり、むしろ「もっと撮れ」とリクエスト。尊大でありながらもお茶目な表情を見せてくれる。ちなみにこの逮捕がのちに彼の政界進出への夢を断つことになる。

刑務所で部下を撲殺

自身が建てた刑務所で優雅な実刑生活を過ごしている際、カルテルの管理を任せていた部下ガレアーノとキコ(モンカダ)が金を横領しているのではと疑心暗鬼にかられたパブロ。2人を刑務所に呼びつけると、濡れ衣だと言い張るのも聞かず自らの手で撲殺する鬼畜ぶりは、コロンビアの麻薬王にのし上がった者だけが持つ残忍さが垣間見えた瞬間だった。

治安当局にも上から目線

トラックで麻薬を密輸中、コワモテの治安当局に止められあわや逮捕となった際も決して慌てないパブロ。むしろ自らトラックを降りると、当局員たちを睨みつけながら「金か銃か、取引をしよう」と上から目線で買収に成功。犯罪者でありながら、その揺るぎない自信に満ちた姿に思わず魅力を感じざるを得ない印象的なシーンの1つ。

逮捕の危機を自ら打開

大統領命令で刑務所を軍に急襲され、暗い森の中を数人の部下を引き連れたほぼ丸腰状態で逃げるパブロ。ついに治安当局に囲まれ、もはや捕まるしか選択肢がない状況にもかかわらず、「悪いがここで捕まるわけにはいかない」と堂々と当局の間を歩き去り、自宅に帰り着くという嘘のような展開もパブロならではの豪胆エピソードだ。

父との対話

屠殺場で働く父との対話は、目を覆うシーンが続出する『ナルコス』の中では珍しい涙を誘うエピソード。父親に、自分が莫大な財産を持つ男になったことをどう思うか初めて聞くパブロ。それに対し父親は蔑みと悲しみに満ちた目で「胸が痛い」と告げるのだった。

カルテルのリーダーに

メデジン・カルテルの仲間の家族が誘拐された際、これを利用して「誘拐者に死を」という武装集団を結成しそのリーダーに。その後のパブロのリーダーシップと存在感を増強させるきっかけとなった。

刑務所の中でも好き放題

自らのためにどでかい刑務所ラ・カテドラルを設立。ビリヤードやサッカー場など遊興施設やジムが完備、外界からは美女らが派遣され、実刑中もこれまでとなんら変わらない豪遊生活を送ってしまうのも、パブロらしいエピソードだ。

副大臣を刑務所で人質に

大統領の右腕である法務省副大臣が交渉のため刑務所ラ・カテドラルに訪れると、そのまま副大臣を人質に。少しでも自分が有利に大統領と交渉できるようにとの意図だったが、大統領は腹心の部下が囚われても交渉に応じることなく、そのまま政府当局の刑務所襲撃へとなだれ込んでいく。

飛行機爆破

大統領暗殺のため、一般人も乗っている旅客機爆破を計画。何も知らない若者にこっそり爆弾を仕掛けたスーツケースを持たせ旅客機を破壊させるのもひどい話だが、何よりも自分の利益のためなら罪のない大勢の国民の命を奪うことも厭わない、パブロの恐るべき顔が明らかになる事件だった。ちなみに大統領は事前に危険を感じこの飛行機には乗らなかったため、九死に一生を得ている。

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