拷問死した捜査官、メキシコ麻薬カルテルを叩き潰せ! 『ナルコス:メキシコ編』名シーンBEST5

コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルと、彼の逮捕と組織の殲滅に血道を上げる麻薬取締局(DEA)の捜査官スティーブ・マーフィーたちとの攻防などを描いて大ヒットしたNetflixオリジナルドラマ『ナルコス』。

Netflix Japan/YouTube

パブロではなく、メキシコの麻薬王ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドと彼の組織である<グアダラハラ・カルテル>の暗躍を描く、スピンオフ的な立ち位置の『ナルコス:メキシコ編』は、これまでに配信された『ナルコス』シーズン1〜3と比べても何ら遜色のない、見ごたえ十分の作品に仕上がっている。シーズン3の製作も発表された本作のシーズン1に登場する名シーンを選出した。

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フェリックス&パブロのタッグ結成

まず最初は、後にメキシコの麻薬王になるフェリックスと、コロンビアの麻薬王であるパブロが契約を結ぶシーン。視聴者目線では、悪の二大巨頭ともいうべき2人が手を組むという、心底救いようのない場面ではあるが、裏社会の面々からすれば、まさに歴史的快挙ともいうべき出来事。また、作品全体の構成という意味では、シーズン1〜3まで悪逆非道ぶりを披露し続けたパブロから、メキシコ編のヒールであるフェリックスへのバトンタッチともいうべき、印象的な瞬間になった。

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ラファのしょうもない逮捕

カルテルの幹部でありながら、あまりに無謀で粗野な性格と行動から、組織の拡大のボトルネックになってしまっているラファが逮捕されるシーン。彼は単なるアメリカ人観光客を自身を付けねらうDEAの捜査官と勘違いして惨殺。その間違いに気づいて、慌ててコスタリカへと逃亡を試みるも、新しい警察署長によって阻まれてジ・エンド。最後まで頭の悪さが強烈な印象を残すキャラクターであった。

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ウォルト捜査官の登場

ナレーターをつとめるウォルト・ブレスリン捜査官が登場するシーン。ウォルトはメキシコ系の同僚エンリケ・”キキ”・カマレナの死とともに登場することになる。視聴者目線ではナレーターがウォルトであることはそれまで明かされない状態でストーリーが展開していたため、キキの遺体が祖国アメリカへ帰っていくシーンでの登場はなかなかのインパクトがあった。しかも彼が、続くシーズン2の主人公となり、メキシコでの麻薬カルテル弱体化を狙った『レジェンダ作戦』の指揮をとることになるのだから実に面白い。優れた演出手法を垣間見れる名場面であるといえるだろう。

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DEA、プランテーションを破壊

DEAの捜査官たちにとって、悲願達成とも言うべき瞬間を収めたシーン。DEAの捜査官たちは、カルテルの弱体化を目指して奮闘し、DEAの歴史の中でも最大級となるマリファナプランテーションの殲滅作戦を決行して成功させる。この破壊活動が行われた際に、カルテルの幹部で栽培を担当していたラファも巻き込まれるが、エル・チャポの手を借りて辛うじて脱出することになった。とはいえ、前述のように、彼はしょうもない形でお縄につくこととなる。また、ラファを助けたエル・チャポが、後に別のカルテルである<シナロア・カルテル>の最高幹部となり、コロンビアのパブロ・エスコバルと並び称される麻薬王へとなっていく“隠れた大物”である点も見逃せない。

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捜査官・キキの死

裏の主人公フェリックスに対して、シーズン1の表の主人公として位置づけられているDEA捜査官キキの死だろう。彼は仲間たちと打倒フェリックスを目指して奮闘。その結果、フェリックスが国境を越えてテキサスへ入る直前に彼の逮捕に成功したかに見えた。しかしその後、キキは拉致され、牧場へと連行されると、そこで悲劇的な最期を迎えることになる。彼の遺体は仲間のDEA捜査官に発見され、遺体が本国へと移送される際に先述のウォルトの登場となるわけだが、主人公である彼の無残な死に様は、救いようのない展開が続出する本作を象徴しているといえるだろう。

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