二ルヴァーナの歴史的名盤『ネヴァーマインド』がリリースされたのが1991年9月24日。レッド・ホット・チリ・ペッパーズの歴史的名盤『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』がリリースされたのが1991年9月23日。自分の思春期に多大なる影響を及ぼした2大バンドの傑作が1日違いでリリースされているという事実に熱くなります。
日本ではレッチリ、欧米ではRHCPと呼ばれているレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。ここではRHCPと呼びます、カッコいいから。
テレビで流れていた『ギヴ・イット・アウェイ』のミュージック・ビデオを観て衝撃を受け、その原始的で骨と皮のような音楽とメンバーのルックスにハマりました。『ブラッド・シュガー…』のレコーディング風景を記録したドキュメント『ファンキー・モンクス』のビデオを友達が買って、それを猫背で繰り返し観てたのですが、絶対ベースの奴がヤバいと思ってたのに普段の振る舞いを観てるとこいつが1番ヤバイと気付かされたのがギターのジョン・フルシアンテでした。
今思えばヤク中だからなんですが、その雰囲気に完全にやられまして、そこからは自分の中でカート・コバーンと並ぶヒーローになりました。ギターと本人が完全に同化したようなプレイからも言えるように、その没頭っぷりのカッコ良さに尽きます。だからこそ薬に没頭してRHCPを脱退します。
そこからの1stソロアルバムの衝撃は半端なかったです。「これが落ちぶれた人間の凄さだ」と心底感動しました。それと同時にジョン・フルシアンテはこのままカート・コバーンのように死んでしまうのかなと思ってました。その後、時を経てめでたくRHCPに復活するのですが、『スカー・ティッシュ』のミュージック・ビデオで久しぶりに動くジョンを観た自分はまた「これが落ちぶれた人間の凄さだ」と心底感動しました。そこから更に音楽に没頭し過ぎて再度RHCPを脱退。遂にはギターを捨ててエレクトロニカに没頭。今年に入りRHCPに再々加入…。やりたい放題です。
人間歳を取ると物事に対して客観的になって、没頭する人間を(没頭する自分に理由を用意している人間は客観性が見えるから全く違う)冷笑しがちですが、自分もジョン・フルシアンテのように何かに没頭出来る人間になりたいなと純粋に思いながらもお金の為にやらないといけない事があって歯痒いです。
文・永野

UNDER ARMOUR、ステフィン・カリーのシグネチャーモデル『Curry 1』から新色“RFLCT”
闘莉王も燃える ブラジルの草サッカーは超ハイレベル
「アートを多くの人々の家に届けたい」 IKEA × 世界各国の現代アーティストがコラボ
世界中の女性にインスピレーションを与える存在に デュア・リパ、PUMA新作を履きこなす
殺人ヒザ蹴り!ヤバすぎて非公開 朝倉海、新必殺技を開発
歌姫グウェン・ステファニー、新世代ラッパー スウィーティーとコラボ 『Slow Clap』
殴られ屋も恐れる最凶兄弟 “猛獣”朝倉海、殴られ屋からKO狙う
蹴りを捨て拳だけの道に 那須川天心、ボクシングで世界を狙う
犬好きの殺し屋の次は「暴力に取り憑かれた男」 キアヌの新ヒーローは何者か?
フxックだろ?ファ・アック? マフィアのボスの右腕を演じるガイ・リッチー組の若頭
反逆者たちのアンセム ONE OK ROCK、るろ剣主題歌『Renegades』
誰も見たことのなかった動物たちの生態をカメラが初めて捉える