ルーキー時代の無礼な態度からか? “神様”ジョーダンを評価しない男

史上最恐のヒール軍団“バッドボーイズ”として、1980年代後半のNBAを席巻したデトロイト・ピストンズビル・レインビア、ジョー・デュマース、リック・マホーン、デニス・ロッドマンなどの実力者が並ぶなか、中心選手はポイントガードのアイザイア・トーマスだった。オールスター選出12回、ALL NBAチーム選出5回、ファイナルMVP1回などなど、数々の実績を残すトーマスは、あの“神様”マイケル・ジョーダンとライバル関係にあった。

そんなトーマスが考える歴代トップ選手で、驚くことにジョーダンは3位以内に入らないようだ。

<アイザイア・トーマスが考える歴代トップ5>
1.カリーム・アブドゥル=ジャバー
2.ラリー・バード
3.マジック・ジョンソン
4.マイケル・ジョーダン
5.ジュリアス・アービング(ドクターJ)

4位という、微妙な位置にランキングされたジョーダン。CBSスポーツのインタビューに答えたトーマスは、「80年代のNBAで考えれば、ジョーダン率いるシカゴ・ブルズが成功していたとは言えないね。マジック・ジョンソンのロサンゼルス・レイカーズ、ラリー・バードのボストン・セルティックス、ぼくたちピストンズの方が上だったのは事実だ」と語り、「ジョーダンがぼくたちよりも評価されている理由は『3連覇を果たした』ということだ。しかし、マジックやバード、ドクターJを相手に成し遂げた訳ではないからね」とバッサリ切り捨てた。ジョーダンが活躍できたのは、あくまでマジックやバードたちが衰えたからだと主張する。多くの選手がジョーダンをNo.1と認めるなか、どうしてトーマスはこう考えるのだろうか? 実はトーマスとジョーダンには確執がある。

1985年のオールスターでは、当時ルーキーだったジョーダンから挨拶がなく、「無礼」だと感じたトーマスはパスを回さないようにしたという話が残っている。また、初めてブルズがピストンズをプレイオフで破った際に、ピストンズの選手たちは健闘を称える握手もなく会場を後にしたというエピソードもある。さらに、現在絶賛配信中のドキュメンタリー『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』では、ジョーダンが当時を振り返りながらトーマスについて「あいつはクソッタレだ」と吐き捨てた。

NBA/YouTube

これらの出来事が今回のランキングに影響しているかはわからないが、コート上で始まったライバル関係は30年以上がたった今もなお続いているようだ。

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A rivalry for the ages.

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