珍プレー確定! バックス優勝パレードではしゃぎすぎた熱男

50年ぶりのNBA制覇を成し遂げたミルウォーキー・バックスは、優勝を決めた20日の翌々日である22日に優勝パレードを行った。NBAファイナル中から試合がホームであろうがアウェイであろうが、ホームコートであるファイサーブ・フォーラムには何万人、時には10万人も集まっていたファンたち。今回のパレードにももちろん、激闘を勝ち抜いた選手たちをひと目見ようと数万人が駆けつけた。

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そんな数多くのファン達の注目をかっさらったのはMVPのヤニス・アデトクンボではなく、オリンピックに出場するクリス・ミドルトンやドリュー・ホリデーでもなかった。それはシーズン途中からチームに加入した“熱すぎる男”PJ・タッカーだ。

タッカーは決して派手なプレイヤーではなく、むしろ地味なプレイヤーだ。NBAでもはじめから活躍していたわけではなく、下部リーグのDリーグやユーロ(欧州)リーグなどでもプレイした苦労人だ。だがその分チームがして欲しい仕事を完璧にこなしてくれる。相手エースを執拗にマークするディフェンダーとして、また今やリーグで3本の指に入るコーナー3Pは相手の脅威になり、どんなボールにも食らいついてくれる素晴らしいロールプレイヤーだ。

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今シーズン当初はヒューストン・ロケッツにいたものの、監督やGM、そしてエースだったジェームズ・ハーデンが次々とチームを去ったことにより事実上の“タンク”に突入したチームにトレードを要求。そして、優勝を狙えるバックスに希望通り加入することができた。そんな経緯があってからか、この日のタッカーは試合以上にエンジン全開でスタート。常にシャンパンを片手に、至るところで喜びをあらわにしていた。

“PJ Tucker’s getting lit”
「PJ・タッカーが盛り上げの火付け役に」

“PJ Tucker right now is a MOOD”
「PJ・タッカーも熱狂している」

そして、最高にこの日を盛り上げたのはタッカーのスピーチだ。決して饒舌ではないが、プレイ同様に気持ちの込もった熱いスピーチを披露してくれた。

“When I came here they’re like.. ‘you gotta be the dog.'” “I’m like.. ‘man, we GOT dogs. Milwaukee, we dogs”
「俺がここに来たとき、コイツらは『仲間になってくれよ』と言ってくれた。だから俺は『おい、俺らはもう“仲間”だぜ。』って言ってやったんだ。ミルウォーキーよ、俺らはみんな仲間だぜ!!」

“PJ Tucker is really living his best life”
「タッカーは今、人生最高の瞬間を生きている」

およそシーズン途中から加入したとは思えないほどチームの雰囲気に馴染み、なくてはならない存在となったタッカー。少々酔いが回りすぎていたようだが、36歳にして念願だった優勝を頼りになる仲間と勝ち取れたのだから少々羽目を外してしまうのも暖かい目で見守りたいところだ。

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