伝説の“路上ガチ殴り合い” 朝倉未来は何を見抜いたか?

大格闘家でチャンネル登録者数160万人超えの人気YouTuberでもある朝倉未来の、自身初となる自叙伝『路上の伝説』(KADOKAWA刊)が発売された。

朝倉兄弟を語るうえで「伝説の路上スパーリング」を外すことはできないだろう。高校の制服を着ていたころの朝倉海が、突然兄に呼び出され路上で“ガチンコストリートファイト”を展開したというもの。海も自身のYouTubeのなかで「格闘技に進むきっかけ」だったが、一方で「殺されると思った」とも語っている。

KAI Channel / 朝倉海/YouTube

本書のなかで朝倉は、スパーリングを行った理由を「自分がこれだけ格闘センスがあるのなら、同じ血を引いている弟も同じようなセンスがあるのではないか」と述べている。薄いグローブを「これ着けろ!」と渡すと、失神させるつもりで殴りかかったのだのだが、海は映画『マトリックス』でキアヌ・リーブスが弾丸を避けるシーンよろしく、のけぞりながら全部回避してしまった。

“俺より才能があるかもしれない”

翌日には、海を通っている総合格闘技道場に連れて行った朝倉。天才的な身のこなしに道場のみんなは「神」「本当の天才が来た」と驚愕する結果に。その後の『THE OUTSIDER』や『RIZIN』のリングでの兄弟の活躍は知ってのとおりだが、荒唐無稽なスパーリングを吹っかけてまで弟の才能を見出すとは、朝倉には格闘家の資質を見定める目もあると言えるだろう。

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