“野獣”マイク・タイソン 最強時代のヤバすぎるノックアウト10連発

新型コロナウイルスのパンデミックにより、ボクシングのイベントも全面的に中止を余儀なくされているなか、過去のレジェンドの偉業や名勝負を取り上げるメディアやプログラムが増えている。『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』がバスケットボール界の“神様”の栄光を描いたように、ジョーダンと同時代にボクシング界を牽引した“鉄人”マイク・タイソンの偉業にも再びスポットライトが当たっている。

ESPN/YouTube

身長2mを超える大男がひしめくヘビー級において、178cmのタイソンは小柄なボクサーだった。しかし、ほかに類を見ない速さ、抜群のヘッドスリップによるディフェンス、規格外のパンチ力で次々とKOを奪っていった。そして史上最年少(20歳5か月)でWBC世界ヘビー級王者の座につくと、世界ヘビー級統一王者(WBC・WBA・IBF)まで一気に駆け上がる。そんなタイソンのキャリア初期における偉業がわずか4分でわかる“タイソン・ベストKO集”をチェックしてみよう。

10位 1985年11月13日 対エディ・リチャードソン戦
198cmの長身リチャードソンに対し、タイソンがどうやって懐に入るかに注目が集まった試合。結果、左フックで1R1分17秒KO勝ち。

9位 1986年6月13日 対レジー・グロス戦
試合序盤に勝負が着くことは珍しくなかったが、グロス戦もわずか1R2分36秒でTKO勝ちを収めている。

8位 1989年2月25日 対フランク・ブルーノ戦
前年の1988年8月、プロ21戦目で対戦したミッチ・グリーンと路上で喧嘩になり、タイソンは右手を骨折。それにより10月に予定されていたブルーノ戦が延期になってしまった。さらに9月、タイソンは運転していた車を木に激突させる事故を起こし失神。トラブル続きのあと、8ヶ月のブランクを経て実現したのがこの試合。5R2分55秒で見事KO勝ちを飾った。

7位 1989年7月21日 対カール・ウィリアムス戦
豪快な左フックでウィリアムスをロープまで吹っ飛ばして倒し、またも1Rで勝利が決まった。1R1分33秒でタイソンのTKO勝ち。

6位 1985年9月5日 対マイケル・ジョンソン戦
開始のゴングと同時に距離を詰めると、左右のボディ連打を浴びせてあっという間にジョンソンを弱らせる。最後はタイソンの右ストレートが顔面に入りジョンソンはダウン。試合時間わずか39秒のスピード勝利。

5位 1990年6月16日 対ヘンリー・ティルマン戦
アマチュア時代、1984年ロス五輪のトライアルでタイソンはティルマンと2度対戦し、いずれもポイント負けを喫していた。プロでの再戦となったこの試合では、1R2分47秒でティルマンをKO。タイソンが圧勝しリベンジを果たした。

4位 1988年1月22日 対ラリー・ホームズ戦
ヘビー級で19度のタイトル防衛を誇ったホームズとの注目の一戦。タイソンはホームズの顔面とボディに連打を浴びせ、最後は重たい右フックを炸裂させる。元絶対王者を失神させTKO勝ち。

3位 1986年7月26日 対マービス・フレージャー戦
モハメド・アリのライバルだったジョー・フレージャーの息子で、ヘビー級“未来のホープ”の1人だったマービスだが、タイソンにはまったく力及ばず。タイソンにとっては最速KO、1R30秒で瞬殺。

2位 1986年11月22日 対トレバー・バービック戦
WBC世界ヘビー級タイトルマッチとなった一戦。20歳だったタイソンが、当時の王者バービックに荒々しく詰め寄り、わずか2R2分35秒で仕留め圧巻のTKO勝利。タイソンが初めてチャンピオンベルトを巻いた瞬間でもあった。

1位 1988年6月27日 対マイケル・スピンクス戦
タイソンの3団体統一ベルトをかけた試合。スピンクスは当時2階級制覇王者で、タイソンと同様に無敗を誇っていた。しかし蓋を開ければ、タイソンが1Rわずか1分31秒、右フック一撃でスピンクスを圧倒。スピンクスはリングに崩れ落ちると、王座も奪われ引退を決意した。

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