ファイトマネーは20億円 マイク・タイソンに“素手の殴り合い”オファー

先日、チャリティーのエキシビションマッチのためにリングに復帰することを宣言したマイク・タイソン。帝王の帰還に、ボクシング界だけでなくスポーツ界が湧いた。公開されたトレーニング動画でミットを打つ姿からは、とても53歳とは思えないオーラが放たれており、チャリティーどころか現役復帰までいけるんじゃないかと、驚きの噂まで飛び交っているほどだ。

そんなタイソンをスポーツ業界、エンターテインメント業界が放っておくはずがない。素手の殴り合い“べアナックル”の試合をプロデュースする<Bare Knuckle Fighting Championship>の主催者David Feldmanが、タイソンに出演をオファーしたことをニュースメディア<Heavy.com>に明かしたのだが、そのギャラはなんと2,000万ドル。最低保障約20億円のファイトマネーである。しかも対戦相手を自分で選べるという条件付だそうだ。

「もし一緒にビジネスができるのであれば、いろいろ考慮したい」とも語っており、タイソンの意向次第ではさらに条件を良くする用意もあるという。「タイソンのあのビデオを観させていただき、エキシビジョンマッチへの彼の意気込みと意欲を目の当たりにした我々は、オファーせずに入られなかった」と語るFeldman。もし実現すれば空前絶後のイベントとなるだろう。

とはいえ、これはエキシビジョンなどではなく、グローブすらつけないベアナックル・ファイトだ。危険きわまりないステゴロである。いくら対戦相手を選べたとしても、50歳を超えた男にはあまりにリスキーすぎる。波乱の人生を送ってきた帝王がボロボロにされる姿を見たいファンなどいるはずもない。輝かしく、圧倒的な強さ誇る王者の姿のままでいてほしい、参戦しないでほしいという声も多く上がっているのが現状だ。

復帰予定のタイソンへ舞い込むオファーは今後も増えるだろう。ファイターとしての自分を取り戻しつつあるなか、帝王はこれらにどう応じるだろうか?

しかしいずれにせよ、ミット打ち動画1つでここまでの反響を巻き起こすことのできるアスリートはほかにはいないだろう。ただでさえコロナ禍で人々はスポーツに飢えているのだ。タイソンが再びリングに立った瞬間、世界はとてつもない興奮に包まれるだろう。

The World of Boxing!/YouTube

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